http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090811#p2
の続報であります。
メールをそのまま転載。
衛星放送の件、もっと早く言えばよかったですね。
これがディスカバリーの極真の件です。
http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=863291&eid2=000000
柔道の方は、あえて気になったコメントをいえば、
・柔道はじめ武道は、礼節を学び人格を陶冶するもの。その理念は海外でこそ残っている。
・柏崎師範がフランスを訪れたときのこと。海外はカラー柔道着全盛、という印象があるが、フランス柔道界はセンセイ・カシワザキが来るというので、数百人の柔道家みな純白の柔道着で迎えた。
・通常であれば、フランスの柔道師範は指導者用の赤帯を巻くところ。しかし、センセイ・カシワザキの前で指導者帯などおこがましい、ということで、みな黒帯を締めて迎えた。
・センセイ・カシワザキが指導中、フランス人はみな正座をして聞いていた。センセイ・カシワザキが日本から連れて行った国際武道大の学生たちはみな胡坐をかいてきいていた。センセイ・カシワザキは恥ずかしい思いでいっぱいだった。
・フランスでは、サッカーやその他スポーツと同様に柔道を見ていない。柔道は人格を磨く武道である。フランスでは礼儀、尊敬、克己、などの細目で評価されてはじめて昇段するシステムが田舎まで統一されている。強ければ人格は二の次、なんていっている(もしくは結果そうなっている)なんてのは実は日本だけだ。
・武道の真髄、一本にこだわる、温故知新(古い技を伝承し発展させる)そんなものはいまや日本だけで忘れられているだけだ。日本が弱いのはすべて、当然の結果に過ぎないのだ。
ということを言っていました。
なんせ、この番組は私は初見でしたので、テーマがテーマだけに松原先生が出ているのかと思いましたが、実はレギュラーと聞いて2倍驚きました。ギャラいらないテーマだったんでしょうね。
太字部分が面白いなあ。フランスでは「ただのスポーツではない」という発想だからこそ、支持者が多いという