http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090529
「オタク論2!」の発売を記念して、トークセッション&サイン会を開催が決定しました。
「オタクは大人になってからがおもしろい」
『オタク論2!』刊行記念トークセッション&サイン会
6月18日(木)19時〜
進行・大内明日香(編集者・出版評論家)
場所はジュンク堂池袋店。
オタク第一世代ともいうべきお2人。今やテレビなどで大活躍!
(略)(略)・・・、『オタク論2!』のトークセッションで質問コーナーがあったら是非とも質問したいところだ。なぜなら、唐沢俊一は『オタク論2!』の中で・・・(略、引用あり)……について直接話を聞いてきた人がいないと嘆いているのだ。だったら話を聞いてあげなくてはいけないだろう。いや、自分も唐沢俊一のいるところにいちいち押しかけて話を聞こうとはあまり思わない。やっぱりTPOというものも考えないといけない…(略)
……しかし、『オタク論2!』のイベントで『オタク論2!』の内容について質問するのは歓迎されることではあっても嫌がられることはないだろう。まして唐沢は本の中で「話を聞いて欲しい」と言っているのだ。そこまでお膳立てされて行かないんじゃ唐沢俊一ウォッチャーの名がすたる。行きましょう!行って話を聞こうじゃないか。唐沢俊一にも思う存分話してほしいね。
いちど、「フラット革命」という言葉と本(佐々木俊尚著)を紹介したことがある。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080120#p3
あれ?これじゃないな。
書いたと思ったのは、ある週一回の連載記事に対し、関係者がすぐにそれに対応・反論するブログを更新していった、という話だったが、ちょっと見つからないのでそれはおいて、「フラット革命」の本の中では新聞記事に対し、取材を受けた当事者の「がんだるふ」という人が取材のときはこうこうこうだった、と反論するという話がある。
ブログでのレスポンスによって、互角とは言わないが、影響力の大きな大メディアや有名文化人に、かなりの割合で対抗できたり、速報性や詳しさで上に立つことができるという事象だ。
ただし、今回のように、イベントへの「事前告知」をすることで、イベント自体の面白さや、意味合い事態をすらがらりと変えてしまう力がある、というのは正直思わなかった。
これはひとつの文化トピックとして、他の野次馬メディアも注目してしかるべき意味があるんじゃないかと思う。
もちろん、「フラット革命」とは平ら、平等という意味なので、これは唐沢俊一氏にとってもチャンスのひとつ。さまざまな批判にこの場で明快に回答すれば、なるほどという納得も支持も得られるだろう。本の通りならば唐沢氏はけっこう、こういうハプニングを面白がって歓迎するタイプ、なのかもしれないし。
ちなみに、順調に準備は進んでいるようだ。
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090530
・6月18日のトークセッション、予約を取ったのでこれで行くのは決定。論戦を挑むんじゃないか?と期待されているようなんだけど、今回は本当に質問しに行くだけなので。純粋にイベントを楽しみに来ている他のお客さんに迷惑をかけてもいけないし。
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/07
- メディア: 単行本
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