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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「タミル・イーラム解放のトラ」が壊滅。

日本の戦後史の一部を過ごしてきた人間なので、「ある国の一部を実効支配しているゲリラ組織」というものが感覚的につかめないし実感できない。(日本だと西郷隆盛の薩摩私学校や五稜郭秩父困民党ぐらいにまで遡るか?)
90年代で、その種の団体(半国家)が壊滅されたというとアルベルト・フジモリが「センデロ・ルミノソ(輝く道)」を滅ぼしたことを思い出すな。

ああ、そういえば上の両組織は「なんか名前がむやみにかっこいい組織」としても個人的に印象に残っている。


ちょっと気になるのは「勝ちに不思議の価値あれど、負けに不思議の負けは無し」の伝で、イーラム解放の虎も、この時期に根拠地を失い、軍事的に壊滅するのは何かしらの理由があるはずなのだと思う。何ゆえに、数十年活動し、実行支配地域を持っていた半国家ゲリラ組織が、いまこの時期に破れるのか。
なじみの薄い地域ではあるが、だからこそ知りたいものだ。