早いもので、本日で四月も終わり。
まずおさらいすると
http://www.uesugitakashi.com/archives/51611164.html
ということがあって、これに関し
http://www.uesugitakashi.com/archives/51627568.html
安倍晋三氏のHPの質問についての当ブログでの対応は、これから誠実に行なう予定だ。
(略)
責任ある「解答」は、必ず、届ける。
(略)
反撃開始は、4月。
上の「解答」だが、私の記憶が正しければこれはふつうに「回答」となっていた。
ところがあとで、
【訂正】
「回答」→「解答」(笑)
となったようです。なぜか?
■自称「保守政治家」への解答
http://www.uesugitakashi.com/archives/51632945.html
こちらは本を紹介しただけ。
■【反撃開始】 自称「保守政治家」のいかがわしさ ダイヤモンドオンライン
http://www.uesugitakashi.com/archives/51646696.html
こちらは一応、別媒体に書いた、安倍晋三もその中に入っているだろう保守政治家批判の文章の紹介です。
本人もこれが反撃だとしている。
「お持たせしました、反撃開始です。
まずは、軽くジャブ程度で(。・ω・)ノ゙。」
ただ、こうも言うのよ。
「ちなみに「反撃」≠「反論」です(笑)。」
「【※注】安倍元首相へ反論は、すでに週刊文春から行なっています。」
要はそういう「反論」「回答」ではなく、もっと広い意味での安倍晋三・安倍的な政治家への批判を行う、ということらしい。
だが、うーむ。しかし、本の紹介や「保守政治家批判」という文章はともかく、ですね、安倍晋三への批判はそれはそれでいいんだが、「週刊文春に執筆した、自分の記事の事実関係は正しい」ということにはならないんだよね。
最後の記事につけた、私のコメントをここに再録(字数を気にして文章を短く短くしたので、再録にあたり表現を少し変えておきます)
Posted by Gryphon April 28, 2009 23:06
800字制限なので手短に
1)「安倍批判≠文春記事の事実関係の証明」なので、基本的に今回の問題に対しては一般的な保守政治家批判、安倍批判をしても無意味。
2)「文春から反論した」を理由に自分はしないのでは、雑誌と執筆者の一体性を認めることとなり、かつて外務省が上杉記事で週刊朝日のみに抗議した際、「執筆した私には抗議しない外務省の態度はおかしい」とした、以前の立場との矛盾が出ます。
3)文春の反論に上杉さんも内容的責任を持ち、完全同意しているのかの表明を。
4)内容の非公開を要請したのも上杉氏の意思か。それを解除し公開する意思は無いのか。無いなら説明責任が問われないか。
5)安倍・阿比留氏にこのブログ上では抗議を表明したが、内容証明などで正式な抗議通達をすべきではないか(阿比留氏にブログで尋ねたところ、「一切の接触が無い」とのこと)。
6)これだけはダイヤモンドに即して。「融通無碍な没思想性こそ、真の保守の在り方だ」という逆転した主張は、そんなに珍しくない論なのですが、仮に上杉さんが桜井氏の主張に賛同するなら「反撃開始」の文で「安倍氏の靖国への態度が曖昧なのはけしからん」としてたのと矛盾します(笑)
あっちはあっちで、まだ公式サイトのトップに載せている(笑)
あべ晋三ホームページ
http://www3.s-abe.or.jp/