新記録おめでとう
イチロー、張本勲の目の前で通算安打数に並び、そしてそれを超える。
いつもサンデーモーニングその他で「私はイチローみたいに内野安打は多くない!(だから上だ)」とか強がっていて、あまり「あっぱれ」出さなかった張さんも、みごとに「大あっぱれ」あげました。
「イチローと一郎」
ところでそのイチロー、WBC決勝でのあのドラマチックな一打と、西松献金問題での小沢一郎の疑惑が同時期だったこともあって
「イチローと一郎」という、まんな大喜利のようなネタが話題になりました。もう既に有名すぎるネタですが。
どれが一番スタンダードなのかは分からないが、検索するとこんな感じ。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50789421.html
http://aruite5.blog.shinobi.jp/Entry/1238/
まあ何がどうとか、ひとつずつの論点への正否を超えて、とにかく笑えるのは間違いない。
これが面白いのは、やっぱりひとつには「イチロー」と「一郎」が、音としてはまったく同じ、同名であるからです。
こういう例は…というと、格闘技ファンとして個人的に思いつくのが、どっちもIME未登録で新語登録しなければいけなかったこともあって「嘉洋と成勲」…すなわち佐藤嘉洋と秋山成勲なんですよ。
で、きょうちょっと待ち時間があったこともあって、少し考えてみました。
もちろん上のメジャー感と質に対抗するべくも無い。自作によって逆に、上の水準までいくのがどれだけむつかしいかを逆説的に証明するのも狙いです。
それではLet get it on!!
嘉洋と成勲の違い
■モーションの速い打撃を叩き込むのが嘉洋 ローションを腹になすり込むのが成勲
■MAXを救えるのが嘉洋 ワックスも使いかねないのが成勲
■敢闘したのが嘉洋 乾燥肌が成勲
■タイ人(※ブアーカオ)に完勝が嘉洋 多汗症が成勲
■タイ人をKOして念願の相手(魔裟斗)と闘ったのが嘉洋 大金を横領されて裁判で社長と戦ったのが成勲
■「魔裟斗なら何をやってもいいのか」と噛み付いたのが嘉洋 「わざと何かやった」ということを隠し通したのが成勲
■自演乙にもまだまだ主役は譲らないのが嘉洋 自伝を出してもまだまだ旧悪はぬぐえないのが成勲
■理屈をこねるのが嘉洋 相手でゴネるのが成勲
■判定に問題があったのが嘉洋の試合 選定に問題があったのが成勲の試合
■限界を超えても強打で逆転するのが嘉洋 玄界灘を越えると評価が逆転するのが成勲
とまあまあ、一人でこういうのを作るのはかくも限界があるということです。
ほんの腰折れでした。
あと、事実関係の正しさより、もちろん作品のほうを優先しました。