もう旧聞の話で、周知の人には申し訳ないですが「日刊スポーツ」のみが大きく扱うなどニュアンスの差があったので。
http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20071004-265268.html
「MAXの顔として活躍してきた魔裟斗(28=シルバーウルフ)が、K−1 WORLD MAXの世界一決定トーナメントから完全撤退する。アンディ・サワー(24=オランダ)との決勝に敗れた後「もうトーナメントには出たくない」と明言した。大みそかのDynamite!!には出場の意欲を示し、今後も現役は続行する。」
最初、スポナビは軽く流しただけだもの。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2007/2007100301/12.html
「やめるとは言いませんけど、トーナメントはもういいよ(笑)。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071004-00000022-spnavi-fight
このトーナメント撤退宣言がまさに寝耳に水だったのが、谷川K−1イベントプロデューサー。一夜明けたこの日の会見で、「魔裟斗選手は来年出ます。必ず出します」と慌てて魔裟斗の発言を否定したのだった。
しかし、谷川氏本人は昨日の決勝戦後に魔裟斗とは直接会話を交わしていない。そのため、「来年出ます」というのは魔裟斗の意思ではなく、現時点ではあくまで谷川氏のみの気持ちでしかないが・・・・
実にマサトの判断は正しいと思う。もちろんK-1全体を仕切る谷川さんの立場はそれもそのとおり、なのだが彼個人から見ればね。
よく、当本舗は大物に勝利した人を評し「この勝利で一生食えるべきだ」という言い方をする。(所vsペケーニョが初出)。魔裟斗の1度の優勝、そして今回の決勝進出と何よりブアーカオからの完全勝利はやっぱり「一生食える」べきものだと思うし、今後ワンマッチで出てくればそれはKにとっては御の字、ということですよ。
谷川氏の説得工作がうまくいくかどうかはお手並み拝見だが、ギャラは3倍ぐらい積まなきゃいけないかもね。とりあえずその駆け引き材料にもなるし、いやあクレバーだ。