INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

青木真也や、<K-1・DREAM関係>をめぐるリング・ポリティックスが面白くなってきたかもれない

話題を呼んでいる
http://www.kamipro.com/blog/?id=1248792034
であります。
FEG谷川貞治的視点から見れば、この前の青木真也vsシャオリン戦は不合格であり、ペトロシアンやブアーカオのように「ないがしろにしたくなる」「勇気なんかもらえない」試合だったと。そういう判断はそれでよくわかるのだよね。
それが内部のポリティカル・ゲームにつながっていくのか。
そこは、そうなったら面白いんだけども(笑)、そうでないかもしれない。というのは今回の”青木たたき”?は単にノーてんきな谷川流の判断からすりゃ「こりゃダメだ」になるのも自然だし、単にそれだけで終わっちゃうかもしれない。
今度いい試合すれば「青木くん良かったよ〜」になるだけかもしれないわけで。


と、ゆーか。むしろこの程度(K-1携帯サイト)のようなことは旧DSEkamiproがやってきたわけで(笑)。秋山成勲だってFEGの契約選手だったわけだし、「身内の選手にそんなこと言うか?」「内部対立をネタにするか?」的ギリギリ感は、むしろ佐藤大輔氏を筆頭にしたそちらのお家芸だったような気がするのだが。


kamiproについて興味ある点がもう一点。
青木vsシャオリンと川尻vs魔裟斗は、基本的にベクトルがすっごく正反対ですよね。
相手の得意分野に踏み込んで、結果的にKO負けされようとド派手な、完全決着を見せる試合
相手の苦手分野をチクチクとついて、ポイントを稼ぎまくって完封する試合。


137号のkamiproは見開きキャッチコピーで


魔裟斗vs川尻に鳥肌立った!

俺たちは”決闘”が見たい!!
競技性や視聴率なんかに縛られてたまるか!」

と、魔裟斗vs川尻を全面肯定した。すると、自然な流れとしては「青木vsシャオリンはペケ!」になる。
しかし、単純ならざるさまざまな視点を提示すれば、魔裟斗vs川尻も、青木vsシャオリンも両方肯定することはできるかもしれない。
そういう論理と情念のサーカス、見せてもらえればこっちも楽しい。
実は既に発売されているkamiproスペシャルのほうはまだ買えてない。こちらは表紙に

「だからアオキは嫌われる」

とうたった。当然、逆説的な意味だろう。そのへんがどういう風になっているか、興味と期待を持ちつつ後日購入します。

ちっと余談

冒頭に紹介したkamiproコラムでは

FEGからすれば視聴率獲得が目下の命題であるため

とあるが、この「命題」については
http://www.ittsy.net/academy/instructor/atsushi2_3.htm
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?stype=0&ei=UTF-8&dtype=0&p=%E5%91%BD%E9%A1%8C
参照のこと。