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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今更ながらK-1MAX・魔裟斗優勝や判定など。あと本日柔道中継。

おひさしぶりです。
本格的にネット上で書いたり読んだりするには、あと数日必要です。
いまのこれは、ちょっと変則的な手法にて登場中。


そうやって滞っている間、とくにNHBニュース(http://blog.livedoor.jp/nhbnews/)に情報、ニュースを投稿してくださった方々、ありがとうございました。今見ていると、タイムリーかつこちらも知らない情報を知ることができます。

ところで今回のK-1MAXですが。

今回はそういう環境の問題により、ネットで予想とか周辺情報とか、後日の裏話(記者会見コメント)とかに触れる機会がないまま、TBSが二時間に切り取った映像と、リングサイドからの解説・実況のみを見ていました。

いやあ、これが純粋な楽しみ方なんじゃないだろうか、本来は(笑)


で、そういうふうにテレビを見ていたならば、魔裟斗に対していままでの中で一番立派な戦いぶりだったと拍手を送り、好感度を高めました。

本来、当方の見方は「どうせならTBSやFEGの思惑と逆の選手が勝てばいいなあ(おもしろいなあ)」というものなので、大体においては魔裟斗をあんまり応援していない。
プラス、以前の決勝でのブアーカオ戦や、いきなり相手は総合のJZカルバンですか、みたいなことがあったので好意的な視線では今回も見ていなかったのだが・・・それでもとにかく、2試合とも延長に入りつつ、あれだけの手数を終始出し続けるスタミナ−−すなわちそれを維持できるだけの日々の練習、と、またダウン後にあれだけ恐怖心無く前へ向かっていける闘争心、そして以前から指摘されてた話だが、実際のところスマートな二枚目ファイターとして扱われがちなだけど、実は殴られても殴られてもそれに耐える、岩石型のタフガイでもあるんだなあと実感。

とにかく、テレビを見ての感想では魔裟斗に対し、今までのK-1MAXの中で一番「立派だなあ」という感想を持ちました。

ところがだ。

「立派である・立派でない」と「正しい・正しくない」は、また別の問題であります(笑)

http://www.k-1.co.jp/report/20081003r.html

の説明の前の、その場での記者団とのやりとりは、やっぱり現場の雰囲気が伝わってきて面白い。

http://www.kamipro.com/news/?id=1222886209

…また、魔裟斗vs佐藤嘉洋戦に関しては記者から「K-1ルールブックによると、必ず優勢の選手に10ポイントをつけるということが記されているが、魔裟斗vs佐藤嘉洋戦のジャッジで9-8がついている。これはどういう判断か」という質問が飛んだ。この指摘に対し、角田氏は「その表記に関しては、指摘があって変更するというのも恐縮ですが、必ず優勢の選手10にするということは、すぐに訂正したいと思います」と、なんとも驚きの電撃ルール変更! この変更について角田氏は「優勢の選手が常に10というのは、相手にどれだけダメージを与えたのかがわかりづらい」と話し、ルール変更の説明に代えた。


実際の話、佐藤嘉洋との試合の時はマサトは立派だと思いつつも佐藤贔屓で見ていたので「ふうやれやれ、猛攻を逃げ切った(佐藤はダウンを取り、魔裟斗は取れなかったので)な…あれ?ドローなの?」

と思いつつ、そこはテレビだけを見ていると
「ふーん、K-1ってそういう基準もあるのかいな」と、少々とまどいつつも受け入れたりしましたよ(笑)

今回の角田師範の説明が思いっきり取り繕いだとしても、魔裟斗の戦いぶりは立派だったという思いは変わらない。けど、そりゃまあ納得がいかないとかまたお前か!といって、ものが飛ぶのもありそうな話だわな。


わかりやすくたとえると、今回の魔裟斗のがんばりは、「アンドレトップロープからのニードロップでKOしたのはすごいよね、たとえ豪州ルールではそれが反則であっても」というのに似ている。

いやわかりにくいか(笑)。

どうせならこうやれば良かったんだよ。いやマジで。

「ダウンしても、その後盛り返せば9−8。
 いいじゃねえか
 俺も今日 変えようと思ってたんだ」

(漫画版「餓狼伝」風に)


七割冗談、三割本気。
どっちかというと、つまり上の元ネタの松尾象山の突然新ルール、またそのさらに元ネタであったろう、大山倍達館長の「これが武道なら・・・・だからAの勝ちだよキミィ!」というのも、そのシチュエーションや描写的にはかっこいいわけだが、ある一面からみりゃあ今回の話並みに理不尽だということだす。
このへんはさらに考えてみる必要がある。

今日の朝8時から、関口宏サンデーモーニング」は?

「ぬるーい一般視聴者レベルの感想」のある意味典型なこれ。
だが張本や大沢親分は素人すぎて「これはTBS的に触れないでほしい」というような素朴な感想や疑問もついいっちゃうことがあるので、ちょっと注目はしたい。



視聴率。

一進一退でダウンも織り交ぜて、判定にもつれ込む、因縁の日本人対決、そしてそれを制した放送局・主催者一押しの大スターがついに優勝・・・とお膳立てが整っても、15%行かない時代なんだねえ。
とにかく守りができれば上等か。