左の「はてなアンテナ」で、朝鮮日報で秋山成勲の話題があるときに見つけられるようにしている。
http://search.chosunonline.com/?q=%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E6%88%90%E5%8B%B2
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WBC:秋山成勲、決勝戦の感想語る [2009/03/25 09:28:49]
米国の総合格闘技団体「UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)」でのデビューを控えている秋山成勲(韓国名:秋成勲〈チュ・ソンフン〉)が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦を見た感想を自らのブログで語った。 秋山は24日、自らのブログ・・・・
そのときのはこれだ。
http://www.judo-saiko.jp/akiyama/2009/03/wbc.html
短文なので、記録性や、省略部分がミスリードになるという批判を避けるために全文引用したい
みんな見ましたか?
かなり盛り上がりましたね!
自分も興奮しまくりでした!
個人的には前回日本はチャンピオンだったので、挑戦者という形で
韓国を応援してました!
いやーーしかし歴史に残る最高の試合でしたね!
両国を称えたいと思います。
原ジャパンおめでとうございます!
引用しといてなんだが、基本的にコクのない、つまらん文章だなあ(笑)彼の文章は基本的にそうだ。
ちゃんと読ませる文章を書く例外も多いが、格闘家にはこういうつまらない文章のブログを書く人も多い。近藤有己とか(笑)。
ま、基本はつまらんのだが、なんでここでわざわざ引用したかというと、やはりバックボーンやアイデンティティ、また今、秋山が置かれているスター、またはヒールとしての立ち位置などを見ると、やはり別の意味、面白さが出るからだ。
「個人的には前回日本はチャンピオンだったので、挑戦者という形で韓国を応援してました!」
確か朝鮮日報の前にも、ネットで一部話題になったが、予想よりはかなり小さい反響しか呼ばなかったような気がする。
地震でたとえれば震度4ぐらいくるかと想定していたら、震度2ぐらいだった・・・という感じ。これが話題になったところを見ていないだけかもしれないが。
原理的に考えてみれば、「挑戦者という形」とかを除いても、秋山のような反応はごく当たり前のことであります。
ハワイに空手チョップの男がやってくれば、ハワイやロスの日系二世か三世は、その国籍、ナショナリティがUSAであっても、リキドゼンに熱狂するし、グレート東郷が汚い真似をすれば同じ日本人のツラよごしだ!と憤る。
ブルーノ・サンマルチノの人気はNYでは絶大だ。あそこはイタリア系移民が圧倒的に多い。そのイタリア系がうんだヒーローだからな、ということでスタン・ハンセンは汚い陰謀でNYを追放された。
いずれもソースは梶原一騎・・・・と書くと一気に信頼性を失うが(笑)
2002年かそのちょっと後か、朝生で在日コリアンやコリア系日本人を集めた回があって、冒頭で「この前のW杯は日韓どちらを応援しましたか?」という質問があった。NKタクシー総帥の青木氏が「韓国ですよ、当然でしょう」とこともなげに答えていたのと、他のパネリストの中から「そういう質問はすべきじゃない!」という怒りの声があがったのを記憶している。(違っていたらすまん)
いまのところ、それが状況的な「ザイン」・・・「すべきじゃない、という状況にある」という認識ならまあ間違ってはいないのだろう。
だが、そこから進むべきであることも事実だと思う。
昨年のアメリカ大統領選で、コリン・パウエルがオバマ支持を表明したとき、こういう印象深いくだりがあった。
バラク・オバマはイスラム教徒だ、という噂が流れているようだ。
正解をいうなら、それは事実ではない。彼はキリスト教徒だ。
だが、さらなる正解が実はある。
「それがどうした?」だ。
別にイゼルローン共和国政府のスローガンではない(またそのネタか)。
秋山的な来歴を持つ人が「日韓戦盛り上がりましたね!僕は韓国を応援したけど」という一文に、「それがどうした」という感じで盛り上がりというか反響がなかったなら、それはそれでいい兆候だという気がする。
【補遺】パウエル発言がソースつきにならないか、と探してみました。
http://blogs.yahoo.co.jp/honestly_sincerely/58724792.html
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