夜に仕事があり、ちょうど後半の試合を見る前に仕事を行い、夜遅く後半三試合、つまりメインイベントの北岡悟vs五味隆典を見た。
実際に闘った選手を差し置いてこう書くのは本来、よろしくない。
だが、このスペシャルな存在、青木真也と北岡悟の師匠に対しては、例外の中の例外として処することをみなが許してくれるだろう。
もう一回、本日の勝者・北岡悟が語った言葉を引用しよう。
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先生はもっと自分で、バーリ・トゥードをやりたかったと思う。その意味で僕と青木は託されている感じがする。
いま先生の生徒で第一線でやれているのは僕と青木ですから。
DREAM(Dynamite!!)、戦極という日本の最高峰の頂二つに、弟子二人が登った(青木はトーナメント優勝したわけでは無いが、大晦日の試合を見たら文句なくDREAMの頂点と呼んでいいでしょう)。
しかし、頂上を踏みしめた二人が歩みを始めた一歩は、疑いなくゴルドーやヒクソンと中井が闘った、満員とは言えなかった1995年の日本武道館からつながっている。