http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2008/10/post-7ca1.html
いよいよ本日、「タイタニア」のアニメが始まります。
(略)
何度も書いてしまいますが、田中さんもすごく気に入った感のあるアニメです。
できれば、このアニメのおかげでモチベーションが刺激されて、続巻執筆!となって欲しいと願っています。
あのなあ、アニメでモチベーション刺激する前に、「銀英伝」最終巻のあとがきで本人が書いていた、以下の大見得のくだりを、10回ぐらい本人に朗読させたほうがいいと思うよ(笑)…と、かつて、「田中芳樹を撃つ!」サイトのレギュラーメンバーだった俺は思うのでした(笑)
同サイトより孫引き
銀英伝10巻あとがき P239
<それにしても、ほんとに、まったく、ようやく、やっと、どうにか、ついに、終わりました。これで「銀英伝」も小説になれました。これまでは【小】説でしたから。完結していない小説など、屋根のない家も同様で、細部がどんなによくできていても、全体的な評価をしていただくわけにはいきません。これで悪いなら悪いなりに、全体像を批評していただくことができます。
一〇巻で終わるということは、かなり以前から宣言していたはずなのですが、一部では信用していただけなかったらしく、「一〇巻で終わらずにもっと続けるそうだ」とか、「いや、八巻で中断して投げだすそうだ」とか、奇妙な噂が流れ、その噂をもとにして一方的に抗議されたりもしました。作品の質やミスに対して批判を受けるのは当然のことですが、作品に対する作者の愛情を疑われたことは、私にとっては、はなはだ不本意なことでした。それらの噂や抗議に対する私の返答は、ここに銘記されたとおりです。ご納得いただければ幸いです。>