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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「宮崎駿のベスト3」選出企画

http://d.hatena.ne.jp/memo8/20081011
で現在実施中。

読者参加企画として、宮崎駿のベスト3はどれか!

(略)

というわけで、コメント欄に書き込んでくれるんでも、自ブログに書いて、トラックバック飛ばしてくれるんでもOKです。但し、可能な限り、自分の思い入れを熱く語ること! それなりに集まるようなら、期限決めて、集計とかもしてもいい。勿論、同一首位3作とかでもOK!


考えるとこうなる。

1、「天空の城ラピュタ
2、「紅の豚
3、「もののけ姫


…なぜかというと、前も書いたけどかなりの数、実はミヤザキ映画を見てないからだ。
テレビ放送が何度もあって、部分的には見たり、何度か見る中で全部見られたよというのが「カリオストロの城」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」。
映画館で見たのは紅の豚もののけ姫千と千尋の神隠し
少しも見てないのがハウル耳をすませば(※付記:これは対象外とのこと)、ポニョだ。


私の採点基準は、宮崎監督については結局「アクションシーンの凄さ」が第一の評価点で、その中で「整合性と伏線がどれだけ効かせてあるか」ということと複合して点数を出したと思ってくれればいい。

これはたぶん、彼の資質を分析するのには不適当な物差しだろう。
もともと今回のポニョでそれを極めた(らしい)というように、整合性はそもそもハヤオにとっては足かせのようなものみたいだ。
ラピュタだって竹熊健太郎氏のブログによれば、絵に取りかかっていた時点で「結末は考えてないんだよ」だったそうだからな。

それでも、まだ当時は、彼のつくる映画は間違いなく大ヒット、というような期待感が確立した時代ではなかったので、いろいろと遠慮して、最大公約数に受けるつくりをラピュタはしたんだろうと思う。


紅の豚」は、彼の感性の中で、訳ワカンナイ幻想や不合理ではなく、「男のロマン」というわかりやすいもので作っているから楽しかった。

この1、2位が自分の中では抜きん出ていて、三位はまあ他のどれでもいい。
網野史学系のギミックが個人的に面白かったので、とりあえず入れてみた。