http://d.hatena.ne.jp/memo8/20081011
で現在実施中。
読者参加企画として、宮崎駿のベスト3はどれか!
(略)
というわけで、コメント欄に書き込んでくれるんでも、自ブログに書いて、トラックバック飛ばしてくれるんでもOKです。但し、可能な限り、自分の思い入れを熱く語ること! それなりに集まるようなら、期限決めて、集計とかもしてもいい。勿論、同一首位3作とかでもOK!
考えるとこうなる。
1、「天空の城ラピュタ」
2、「紅の豚」
3、「もののけ姫」
…なぜかというと、前も書いたけどかなりの数、実はミヤザキ映画を見てないからだ。
テレビ放送が何度もあって、部分的には見たり、何度か見る中で全部見られたよというのが「カリオストロの城」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」。
映画館で見たのは紅の豚、もののけ姫、千と千尋の神隠し。
少しも見てないのがハウル、耳をすませば(※付記:これは対象外とのこと)、ポニョだ。
私の採点基準は、宮崎監督については結局「アクションシーンの凄さ」が第一の評価点で、その中で「整合性と伏線がどれだけ効かせてあるか」ということと複合して点数を出したと思ってくれればいい。
これはたぶん、彼の資質を分析するのには不適当な物差しだろう。
もともと今回のポニョでそれを極めた(らしい)というように、整合性はそもそもハヤオにとっては足かせのようなものみたいだ。
ラピュタだって竹熊健太郎氏のブログによれば、絵に取りかかっていた時点で「結末は考えてないんだよ」だったそうだからな。
それでも、まだ当時は、彼のつくる映画は間違いなく大ヒット、というような期待感が確立した時代ではなかったので、いろいろと遠慮して、最大公約数に受けるつくりをラピュタはしたんだろうと思う。
「紅の豚」は、彼の感性の中で、訳ワカンナイ幻想や不合理ではなく、「男のロマン」というわかりやすいもので作っているから楽しかった。
この1、2位が自分の中では抜きん出ていて、三位はまあ他のどれでもいい。
網野史学系のギミックが個人的に面白かったので、とりあえず入れてみた。