いやしくも防衛大臣の責を担ったものが総裁選挙で木っ端議員たちの票を求めるとは何事であるか。
その職にあるときに、「大臣のためなら命を掛ける」という兵を多数得たであろう。
一気に電撃的に首都中枢を制圧、「国家再生評議会臨時議長」として中原に鹿を逐うのが本来あるべき姿であろう。
「それは俺が。」
石原慎太郎はもういいって。
しかし当選の可能性はあるのか。
「戦線から遠のくと楽観主義が現実に取って変わる。 そして最高意志決定の段階で現実なるものは、 しばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ」
まあ「生きてりゃもう一回ぐらいやれるさ。」
2作品がごっちゃになってしまいました。