http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080624/mirai
人口ピラミッドを見ると、なかなかいろいろなものに未来がありそうな気がしない。
(略)
やはり暗いのは娯楽産業全体に対して感じることで、その原因はクリエイターを支える層・世代が何世代か若い人たちで、これはユーザーとかコンシュマーではなく、ある種リスペクター(という言葉はあったっけ)、クリエイター予備軍が何割かいて、それが前に出てきて世代交代が起きる、というその流れが細くなっている印象がある。(略)あと、漫画に限定して言うと、これは今までそれによって食えた人の数が多かった(アシスタントから印刷所、書店のコミック担当店員まで含めると)のが、ここ数年で激減している、のではないか、と。まぁ単純に、600万部の雑誌が300万部になると、これはえらいことです。(略)
そういう構造で成り立っている産業(商売)の構造変化にどう対処するか、というのには2つの道があると思う。
ハリウッド映画方式とインディーズ映画方式ですね。
食える人間を、無理矢理でもいいから増やす、というのと、もうその世界で食うのをあきらめる人間を増やす、というのと。
略した部分には「漫画賞への投稿数の変化を調べて比較すると分かるだろう」という予告もありますので続報を期待しよう。
これはプロレス産業やなんかにも言えるのだろうし、またこればっかりは心配してもしょうがない部分はある。人口減少国がどうなっていくかはある意味未知の領域ですしね。