INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

秋山、いつしか「あがり」に到着。今後は守りと顔見せ?再び頂点目指す?

※NHBリンク・スポナビリンクからの来訪者へ。
ひとつ上に、格闘技とは別ジャンルですが「ハッスル」の経営状況と経費削減についてのエントリあります。
それでは本編へどうぞ↓

”魔王はアイドル”といわれた、秋山成勲の韓国での異常人気に関してなんだけれども、あの後もあっちのCM、こっちのCMと大人気らしい。一々引用するのも面倒だ。あっちこっちで特集されてますよ、とだけ言っておく。
ひとつだけ上げるなら、6.13付のkamiproハンド、大川隆之氏(韓国語が普通に読み書き聞き取りできる人)の「kamiブログ」だな。念願のファッションショーに出演して大受けだったとか。
もはや「魔王はセックスシンボル」「魔王はカリスマ」なんだよ。玄界灘をひとつ隔てたかの国では。


さて。
格闘家は、ファイトの末に富と栄光を求める。
大体の場合、勝ち続けて頂点に立って、光り輝くベルトを腰に巻いて、そして富と栄光を手に入れるのだが、秋山の場合、2006年だっけ?たしかにHERO'sミドル級のベルトを巻いたとはいえ、やはりこの階級の頂点にそこで立った、遣り残すことは無いとはだれも思っていないだろう。だからこそ本人も桜庭和志と大晦日で戦い、結果がどうなったのかはご存知の通り。
その後はデニス・カーンに勝ったものの、三崎和雄とあんな形で「敗北のち無効試合」の結果を収めた。


さてその後、なんかにっくき日本反動分子に”反則”でやられ、バッシングされたという悲劇性も加わり、片方の祖国韓国において、ありえないぐらいの大スターにたった数ヶ月でなってしまった秋山成勲

あれぐらいの「ちやほや」のされかたは、なかなか日本ではどの格闘家もできない。
・・・・・・・・・ということは・・・・秋山は「彼の中の格闘すごろくをあがった」んじゃないだろうか??


秋山はその大スターの地位を、おそらく勝ち続けることで維持したいだろう。
その場合、
「格闘技の世界ランキングに食い込むような、評価された実力者とギリギリの対戦をしたい」
というのと
「格付けなんかクソ食らえ、とにかく派手に勝てる選手と戦いたい」
という、どっちなのかなあ・・・ってことです。


要は、「金」や、ちやほやされる「名声」とは別に、本当に「俺は強いという称号がほしい、頂点に立ちたい」と思っているのか。
アマスポーツの柔道あがりだからそういうのに貪欲かというとさにあらず、アマチュアのトップのほうが勝負の強さや勝敗のコントラストを知り尽くしているから、いっそプロレスとかに割りきりが早い(ジャンボ鶴田小川直也など)なんて話もあった。なるほども聞こえる。小川は昔、PRIDEに出ねーのかよっていう圧力があったときに「勝った負けたは柔道時代にやりつくした」という意味のことを答えているのですな。


いずれにせよまずはDREAM-5のマッチメークで分かってくるだろう。