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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

手塚先生ディスる!DISる!!SATUGAIせよとDISる!!漫画の神様じゃねえ、「漫画の魔王」だ!(漫棚通信)

※またNHBニュースへのリンク失敗です。
この上に格闘技エントリがあります。

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君たち、このブログを読んでいる場合じゃない(笑)。
すぐここ行け、そして読んでみろ。

http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_77ce.html

ボクにいわせれば、白土三平氏や赤塚不二夫氏や、水木しげる氏を推賞する一部批評家ごとき、なんにもわかっちゃいない連中だと思う。あの作家達は優秀な作品を生んでいるには違いないが、それは現時点での評価であって、あと五年後にはどうなっているかわからない……

話題の劇画だが、デッサンを正確にやっているのは白土三平氏のみで、あとの御大連は絵がひどすぎる。さいとう・ゴリラ氏と川崎のぼる氏は、自己流だがまだいい、が中には、デッサンをもう一度やりなおしてもらいたい御仁がそうとういるのだ

ちばてつや氏の「ハリスの旋風」はりっぱな作品だが、かなりマンネリズムなので、ひとつ稿を新たにしたほうがよくはないか?


赤塚不二夫氏の「おそ松」のロングランには敬意を表するが、あまりおとなを意識しすぎると子どもの気持ちからはずれていくからご用心。


石森章太郎氏に申し上げたいことは、SF小説にしろ、ほかのものにしろ、アレンジしても、ナマすぎるので、どうもイミテーション(まね)に見えることが多いのだ

魔王が来たりて・・・。

いや手塚氏が、本当に後進すべてにバリバリ対抗意識を燃やしまくり、チェックしまくり、戦いまくりのファイティングロードを歩んできたことは常識中の常識ですけどね。
やっぱり現物を豊富な資料から見せられると、あらためて敬意と尊敬と爆笑ですよ。

まんが道」とはそのまま修羅の道なのだった。


今日は石森犯したぜ
あすは赤塚ほってやる


の世界だ。
これが晩年の超名言、大友克洋に対して「僕も君みたいな絵、描こうと思えば描けるんだけどね」と言わしめたマンガモンスターのパトスだ。
あんまりすごいんで彼への形容詞が次々と変わっていくがご了承を。


いま映画化されて人気絶頂の某メタルマンガも、手塚今あらば


「こんなヤワな漫画じゃ
めざましがわりにもなりゃしねえぜ」


と切って捨てただろうな。


火の鳥と私(虫プロ版『火の鳥黎明編』1969年12月発行)

・あと何年続くかわかりませんが、どうか「火の鳥」の評価は全編が完結したあとで、もう一度全部読みかえしていただいてからのことにしていただきたいと思います。そうでなければ、ご批判に対してお答えすることが困難な場合が多いからです。

これを真に受けた人がいたら1989年まで批評できなかったことになる。


プロレスの神も、辛辣批評が多かったのだが、まあ負けず劣らずでした。

最後にちょっといい関連話を、同ブログから。
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/post_7.html

水木しげる手塚治虫をモデルにして描いた「一番病」(1969年)という作品があります。

 主人公は江戸一番のカンオケ屋徳兵衛。寺社奉行から使いがきて、このたびカンオケ文化向上のためカンオケ賞を設定することになった。ついては徳兵衛に審査員になってほしいと。

「聞くところによりますと昌平コウあたりでもカンオケを研究する者がでてきたとか これはまあ当然のことだと思いますね」
「なんつったって俺が日本一のカンオケ職人よ」
「カンオケ界の王者だよっ」

 この業界にもライバルがいて・・・


この本が、たまたまこの前ブックオフで買った水木しげるの文庫本に載っていました。
だが、タイトルを忘れてしまいましたし、今どこにあるかわかりません(笑)