http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080505-OYT1T00432.htm
「完敗でした…」将棋ソフトが現役アマ王者を撃破
将棋ソフトの強さを競う第18回世界コンピュータ将棋選手権(コンピュータ将棋協会主催)が3日から5日まで千葉県木更津市で行われ、「激指(げきさし)」(開発者=鶴岡慶雅氏など)が3度目の優勝を飾った。大会には国内外の40ソフトが参加していた。
最終日の5日、恒例のソフト対アマトップの公開対局が行われたが、2005年アマ竜王でアマ名人の清水上徹さん(28)が激指に、04年アマ竜王で朝日アマ名人の加藤幸男さん(26)が大会2位の「棚瀬将棋」(開発者=棚瀬寧氏)にそれぞれ完敗した。
プロレベルの実力を持つ現役アマタイトル保持者がコンピューターに敗れるのは初。
鶴岡さんと棚瀬さんは「今回の結果でトップアマを越えたとは思わないが、展開に恵まれた」と声をそろえた。
一方、敗れた清水上さん、加藤さんは「コンピューターの読みが上回っていた」「完敗でした」と悔しさをにじませた。
コンピュータ将棋協会の滝沢武信会長は「持ち時間が各15分とプログラム側に有利なルールではあったが、コンピューター将棋史に残る結果となった」と話した。
(2008年5月5日19時46分 読売新聞)
私はもうかれこれ10年以上、コンピュータ将棋vs人間を、新聞レベルだけれど追ってきたが、2008年でここまで来たか。
まあ、俺は逆にコンピュータどもに将棋で勝ったことが無いけどな(笑)。
漫画においては今、将棋ブームが起きているが、こんな話題も絡んでいけば。「ヒカルの碁」では最終盤にコンピュータで「神の一手」を目指す人が出てきた。