この番組に出る人の緊張感とプレッシャーは並大抵ではない、とは水道橋博士のブログでも読んだりしているが、映像で見るとなるほどそれが良く分かる。
芸人たちが飲み物を選ぶとか、ちょっとしたことで一言二言話したら、すぐに自分で「今のおもろく無かったな」「これ、すべったな」と言い出すんだ。あんな日常会話で滑るも何もないって(笑)。
あまつさえ、
「タクシーの運転手がみんなおもろい奴ならいいのにな」
「何年かに一回はおるんや。最近それに当たってない、なんでや」
と理不尽にタクシーを呪う(笑)。
あまつさえ
「この前の運転手、車内にハチがいてそれに刺されたねん…でも普通に苦しんだだけやった」
とか言い出す。てめえらの血は何色だ、と(笑)。
しかし、それぐらい苦しいんだろうなあ。
それもこれも、やっぱりこの番組が特別だ、という意識があるからだろう。
伊集院光氏は「セレブを観覧席に呼んだりするのは余計なプレッシャーで、あれがあったからっていい話はできない」といってたけど、良くも悪くもそういう仕掛けや、今回のオープニング音楽(夜をお楽しみに)、サイコロひとつに十数万円という、そういうスペシャル感の出し方がこのイベントを支えていたのかな、と思いました。
そしてPRIDEも、そういう無駄なスペシャル感こそが世界最高の舞台、を支えていたのかなあと。
何が言いたいかというと藤谷美和子最高、と。
(このネタが通じる人もいまや少ないんだろうな)、