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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

自由国民社の「現代用語の基礎知識」が流行語大賞候補発表。

http://www.jiyu.co.jp/singo/
http://www.jiyu.co.jp/singo/nominate2007.html

いちいち、これに対して何が入ってないとか、これが入ってるのはおかしいとか言ってもしょうがない。
ただ、もしもこの大賞が、候補選定時や、もしくは対象選定時にあまりに恣意的だとかピントはずれだというなら、そもそもこの賞の権威にまるごと挑戦するような、新しい賞をどっかでつくってしまえばいいんじゃないか?と思うです。

なんでかっていうと、やっぱこの賞、マスコミに取り上げられる頻度が、そのコストと対応させて考えてもすごく多い。つまり「おいしい」のだ。
そして、今、権威を発する源となっている「現代用語の基礎知識」…というか、現代用語辞典が次々と落城。イミダス・知恵蔵は紙の印刷をストップしてしまった。
だからこそ現代用語の基礎知識、が権威を保てる・・・といいたいところだろうが、そこにもはてなダイアリーのキーワードが紹介されたりということになっている。
ネットの検索ヒット数などを(公式に)参考にしたりして、
「こちらのほうがよっぽど世相、世間を反映している! なんだね自由国民社さんのほうは、ゲラゲラ」と挑発的に、正面から批判する団体があったら面白いなあ、と、これは想像ですけれども、思いました。


実はこんな想像したきっかけは1995年の話。
中森明夫が当時のSPA!中森文化新聞で、「流行語大賞は、オウム関連用語を『流行語に値しない』として候補からすべて外したが、それで1995年が分かるわけがない」と、「ポア」だとか「私はや〜ってない」とかを選定。確かにこっちのほうが、流行語としてはリアルだったのだ(笑)


ついでながら、そこで近年、気になっているのがgoogleやyahoo、Mixiの検索語結果発表。
これは機械的ゆえに、客観性もある意味から保証されているとも言える。
もっとこの結果発表をショーアップし、宣伝してみれば、上の流行語に追いつく権威をもてるかもしれない。

「批判のための賞」について

ちょっとまた、話がわき道にそれる。
今月の「論座」には医療特集として
http://opendoors.asahi.com/data/detail/8539.shtml

医師ブログ言説を憂う

栗岡幹英 奈良女子大学教授

という、記事がある。反響を知りたいところなので、今、栗岡氏のキーワードを作成した。
はてな内では医者のブログというと
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan

http://d.hatena.ne.jp/NATROM

などを知っていて、勉強になる。
こういうところは、既存メディアにのった論説への批判エントリも多い。


さて、上の賞とどうつながるのかというと、映画「ラズベリー賞」や、週刊文春がそれに学んで制定した「文春きいちご賞」、また、いろんな雑誌でやっている
「女が嫌う女性タレント」とか「抱かれたくない男」とかですね。

つまり、否定、批判を「賞」という形にして出すことで注目を集める手法。
成功するものも、失敗するものもあるようだが。


上では、単に私が知っているリンクを上げただけだが、もうちょっといろんなところの医者ブログを集めて(ブロガーじゃなくてもいいんだけどね)、組織を作ってだ。

そんで、「既存メディアの言説批判」なら、「今年、最も誤解を招いた医療記事賞」「最悪医療報道賞」みたいなのをどーんと発表したらどうだろうか。
まあもちろん「ブロガーは、結局匿名だから本当に医者かどうかだって分からない」というようなことを大義名分に無視するかもしれない。その場合は、実名で医療批判に反批判している現役医者やジャーナリストを前面に出した組織がいいのかもしれないが。
ま、もし、ブログの中でだけの話題であってもそれがひとつの話題になれば、メディアにも徐々に「感染」していくと思いますよ。


このへんは、自分が「賞」の結果よりも、その賞自体が権威を獲得し、メディアの話題になっていくプロセスのほうが興味があるからかもしれない。徒手空拳から這い上がって、猛スピードで日本で最高級の権威を獲得し、経済的にもゼニをザクザク稼ぐドル箱になった「このミステリーがすごい!」の季節がもうすぐやってくるからね。

以前、賞については同じようなこと書いてた。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050301#p6




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