ことしは書いたのかな。
毎年自分は「ユーキャンの流行語大賞や『ことしの漢字』は、あれだけメディアがニュースとして扱うのだから、賞としては大成功。だが、どっちも勧進元に大した権威や影響力があるではないのに、逆になんであんなに騒がれるのか不思議だ。現代用語の基礎知識なんて、いまや存在価値を消失しているではないか」とか、常にかいてました。
ことしも、その種の賞を横目で見ながら、例によってそう思いましたよ。
そもそも、その1年のことをうんぬんするなら、やはりネット企業群の「検索やアクセス数をみたら1位はこれ、2位はこれでした!!」というのが、あまりにも数字がはっきりしすぎて、説得力はまるでちがう。
グーグル、ヤフー、百度など…
いや、最後のやつとか、そんなランキングの存在知らなかったけどね!!!
なぜこんな結果になるのだ。
そしてtwitterも満を持して……
いや、ぶっちゃけ、この辺のネットの検索結果を基にしたランキングやアワードは、その意味付け的にも影響力的にも、「ことしの漢字」や「ことしの流行語大賞」より格上、ニュース価値が高いとみなされて、もっと尺やページを割いて紹介されるべきだと思うんだけどねー。考えれば考える程、毎回「流行語大賞、ニュースとしての扱い大きすぎ問題」にかえってきてしまうわ、なぜか(笑)。
ただし、これも何度もかいてる話だが、賞というのは出したもんがちで、そしてそれが話題になるかどうかはガチンコ勝負、平場のうらみっこなしの戦いだ。流行語大賞も今年の漢字も、そこれ勝ち残って権威になっているので、称賛するしかない。項羽のように「我、とってかわるべきなり」と野心を燃やすのも自然だし、劉邦のように「大丈夫かくのごとくあらん」と素朴に憧れるのも自然だということだ。
世界的にいえば「TIMEの表紙(PERSON OF THE YEAR)」がいちばんすげえのかもしれんな。
関連
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個人的に注目してる「賞」的なアレ
たとえば、こんなふうなのが観測範囲ではあるし
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三省堂のこれは、「流行語大賞を追撃する」という意味では注目に値する。これ、たしか最初は飯間浩明先生の個人的な思い付きで、個人的に始めたらこう言う形にその後なったんじゃなかったかな?
dictionary.sanseido-publ.co.jp
みんなも個々に作ってみてよ
そうやって作ったのが、自分はこれなわけ
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そしてコメント欄でもこういうの頂いている。
摂津国人 (id:settu-jp)
こんにちは、漫画賞は多作ですが音楽賞が無いのでお勧めします
「匈奴ロック」の「The HU - Wolf Totem (Official Music Video) 」
www.youtube.com日本メタルの伝説「NINGEN ISU / Heartless Scat(人間椅子 / 無情のスキャット)」
www.youtube.comうちの愛娘「BAND-MAID / 輪廻」
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