昨日初回放送を終え、次は16日午後7時から9時まで。枠いっぱい、2時間きっちり放送するので注意。
しかし昨日、パンクラス放送とほぼ連続だったので、選手とかではなくアナウンサー、すなわち矢野アナとシンペーアナの格と実力があまりに違いすぎて憂鬱でした。
それはともかく、聞きたいのはメインの判定。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2007/2007111101/index.html
・・・胴タックルで組みついていった鹿又だが、体を低くして受け止めんとしたウマハノフの頭がバッティングとなって誤爆。鹿又は鼻周辺に大きなダメージを負ってしまう。
すぐにドクターチェックが行われ、鹿又も「やれるよ」と声を上げアピールしたものの、傷は鼻の骨が出てしまうほど深く、ここで試合はストップ。偶発性のアクシデントにより試合続行不可能となった場合は、試合続行可能な選手が勝者となるルールに基づき、TKOで勝者はウマハノフに決定。
これはこれでひとつの合理性がありますが、たとえば総合ではパンクラス、bodog、それと修斗があったかな。
どれも「XXラウンド前で偶発のアクシデントがあれば無効試合。XXラウンドが経過すれば試合成立で、そのアクシンデト直前までの展開で判定をつける」というやり方ですね。
ケージフォースはちょっと今見た限りではルールの元文章がみつからない。トーナメントだから(結果的に深いダメージの人が進出するのを防ぐため)こういうルールなのかな、とも思うのだが、そうじゃなきゃ、修斗やパンクラスのやり方のほうが合理性がある気がする。不利な側が、一発逆転を狙い偶然に見せかけた反則をするかもしれないので。
ただ、「それまでの展開は関係ない、怪我と弁当は自分もちで、闘えないほうがすなわち負けだ」という考え方の競技もありますよね、日本柔道。慧舟會の偉い人に柔道出身が多いから、影響したりしたのかな。
ただ、究極的にはこのへん、「総合格闘技」の範疇で、だれかが音頭を取って統一できたらいいと思う。これぐらいの部分からこつこつ整備して、成果を上げれば自称コミッションってものも存在感が高まる。