http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2007/10/13/04.html
興毅「目に入れろ、は亀田家の用語」
亀田興毅のコメント
「11ラウンドの開始前のオレの発言が誤解されてるみたいだけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されているようなもんやない。あれはひじを上げてしっかりガード、目の位置を狙えという意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミングできへんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんかできるわけあらへん。オレが大毅に反則させるようなことは絶対にあらへん」
[ 2007年10月13日付 紙面記事 ]
布施「すべらせろ、はチーム黒船の用語」
布施鋼治のコメント
「滑らせろ!」
試合中、秋山のセコンドに就いた山田武士トレーナーは何度もそう叫んだ。後日、ネット上でも話題になった台詞だが、この滑るは「ローキックを滑らせるように打て」という意味だ。
ロー本来のサイドからの軌道では掴まれやすくなるため、縦の軌道―キャンバスを滑るようにして打て。そういうアドバイスを送ったのだ。
K‐1やキックの選手ならば、少なくとも何回かはこのアドバイスを受けたことがあるだろう。打撃系格闘技の世界では誰もが知っている専門用語なのだ。
決してやましい意味ではない。
試合は秋山の圧勝だった。[ 格闘技通信No.414付 紙面記事 ]
1年もたたぬに、早懐かしさを感じるネタですが・・・逆にいえば1年間に開かれた、注目の2試合で、判子で押したように
「格闘技界(亀田家内)で通じている特殊用語でアドバイスしたら、その言葉をそのまま聞くと反則をやっているようにしか聞こえずおおさわぎ」
という展開があることがおかしいんだよ(笑)。このレベルでネタかぶったら、漫画だったら盗作騒動起こるがな。まあ、もし本当に特殊用語だったら二人ともそれぞれ気の毒だが、あまりに偶然でなんとも言いようがないくらい、まれな話だな。
あ、こういう例はあったか。
http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/04/03.htm
はんごろしと、みなごろし
むかしむかし、あまさん(ほとけのみちにつかえる女の人)が、たびをしていると、日がくれてしまいました。
そこで、ある家にとめてもらうことにしました。
「さあ、どうぞ」
家の夫婦(ふうふ)は、ありあわせのもので、ばんごはんをつくって、あまさんをもてなしてくれました。
ところがそのばん、夫婦はあまさんをねかせると、夜遅くまでヒソヒソ話しをつづけました。
「あしたは、どうするか?」
「はんごろしにするか?」
「いいえ、みなごろしのほうがよいのでは」
「そうだなあ、やっぱり、みなごろしのほうがよさそうじゃのう」
「そうそう、みなごろしにしましょう」
このやりとりをきいたあまさんは、ビックリ。
「ここにねていたのでは、ころされてしまう」
と、にもつをまとめて、よなかにコッソリとにげだしてしまいました。
つぎの朝、夫婦はあまさんがいないことにきがついて、
「あーあ、ゆうべおそくまで、なにをごちそうしようかとそうだんして、みなごろしをつくろうとおもったのに」
ガッカリしてしまいました。
あまさんは知りませんでしたが、この地方では、
『はんごろし』とは、ぼたもちのこと。
『みなごろし』は、よくついたもちのことだったのです。
おしまい
そういえば、「かわいがる」という用語は(略)