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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

金原弘光の引退はいかにあるべきか

クマクンボこと熊久保英幸ブログ。
http://blog.livedoor.jp/gbrkuma/archives/51214404.html

明日(註:明日とは本日5日のこと。午後9時から)のサムライTV「格闘ジャングル」に出演します。久しぶりの2週連続出演ですね。腕が鳴ります。明日の特集は涙なしには語れない「金原弘光引退へのカウントダウン」。本人はスタジオには来ないようだけどロングインタビューがあるとのこと。和田さんや大江君からの秘話も飛び出しそうだ。僕は一番印象に残っている試合を選んで語って欲しいとのことで、どの試合にしようか考え中・・・

デイブ・メネー戦ってことになるかなあ。最後、メネーが片膝をついてすぐに体制を立て直したのにKO負けにしたのは正直ミスジャッジだったと思うが(まあ近距離でレフェリーだけに目が飛んでたことなどがわかったかもしれん。どっちにしても、それで判定勝ちになっただろう)、一進一退のいい攻防だった。
そういえば和田良覚さんは折に触れ「金原と桜庭和志は完全に五分、互角」といっているが、田村潔司vs金原弘光の対戦機運は田村vs桜庭のようにはまったく盛り上がらなかったな(笑)。リングス時代にトーナメントの綾とかで実現したらどうなっていたことか。

うん、名勝負は「田村潔司vs金原弘光」という幻の試合としよう。あら、なにこのかっこよさは。


さて引退試合

本人はご存知の通り、近藤有己戦を希望しているそうな。

 ところでさ、kamipro110号のp76、引退特集の中で過去の試合写真キャプションで、05年のvs近藤有己戦に対してこう書かれている。

試合は互角の攻防の末、僅差の判定負けとなったが


あの試合、ぜんぜん僅差じゃないと思うんですケド(笑)。まあ本人は「判定で勝ってると思った」といってるそうだし、横山ノックも追悼ではいい人扱いになる日本的コトダマ社会、ご祝儀ってもんでしょうかな。これ書いたのはやはりそうです、パンクラス大嫌いで知られる堀江ガンツさん。何度も引用している「本文で言いにくいことはキャプションで書く」という技法の使い手をもって自ら任じています。


で、まあ、その内容からして近藤との再戦にはうーむ?という感じなんだけれども、まあ絶対にやめとけ、ってもんでもない。KO決着じゃなかったからすっきり再戦する、という文脈も無理すれば可能だろうし、第一パンクラスに、引退試合にふさわしい別の選手いないもの(笑)。もちろん渡辺大介ならばすっきり勝って引退できるかも・・・・・あ、ミドルに落としたんだっけ。


まとめ&新候補を提示します
近藤有己(KO決着を!で売る)
渡辺大介(この試合だけライトヘビーに。ご祝儀引退試合
高橋義生(体重合わせられるかな?)
松井大二郎(師弟対決で見送るって伝統でしょ)
入江秀忠(同上)
菊田早苗(後述)
瀧本誠(後述)


菊田早苗はその金原vs近藤初戦の試合後、自分が汚して、いや誤変換だ、怪我して欠場したくせに「今度こそやろう」とかリングでアピールし、金原が激怒したという実にスケールの小さい因縁がある・・・・のと同時に、そもそも菊田はUインター練習生。
そっちの因縁もあるはずなのだ。
そもそもがGRABAKAパンクラスに上がるのかどうか分からないが(上がるといってはいたが・・・)、やってみたら面白いかも。ストライカー金原が当てるかもしれないし、どっちにしても久々に菊田がヒール扱いされてむくれる姿を見たい(笑)


瀧本誠は・・・なんだか理由すら忘れてしまったが、「柔道メダリストとやらせろ!」と本人がアピールしていたという実にスケールの小さい因縁が以下略。

和田理論でいう金原=桜庭なら,世間の評判的に
金原=桜庭=田村>瀧本 という頭の悪い三段論法が成り立つかなあと。もちろん、弁慶戦でこれまでの悪評を払拭した瀧本が進歩ぶりを見せてもいい。


しかしそもそもが吉田道場がパンクラスに以下略。


金原引退に際し尾崎社長に訴える・・・あ「訴える」はマズイか(笑)

さて、引退試合の相手も重要ではあるが、これからが本題。今までのは前フリに過ぎない。


ただ、言いたい事はシンプルです。

「尾崎社長、前田日明氏に金原引退試合の招待状を出してください」ということです。

金原本人が「よくよく考えたら、パンクラスに前田さんは来れないよねえ」って言っているけど、榊原信行さんでさえ、いや谷川貞治さんでさえ、引退セレモニーで桜庭来場という仕掛けをしたのだ。


あとは普通にいうところの「男の器量」ってやつしだいであります。
大器量人たるところを見せてください。
招待しちゃえば、後は前田日明氏の器量のほうが試されるから。
そういう駆け引きも、野次馬的に面白いし。

で、そこに堀江ガンツ氏と山口日昇氏も招待(笑)。