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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ダイオウイカについて少し語ろうか・・・あるいはコメント欄にて( ´∀`)がダイオウイカを論ず

23日コメント欄

# ( ´∀`) 『格闘技はどうでもいいからダイオウイカに関して書いてくれモナ!ダイオウイカは生態系が全然解明されておらず、死体でも捕らえられるものが少ないので1mくらいから10mを超えるものまででかいイカは何でもダイオウイカって呼んでるだけで、実際は違う種類のイカである可能性が大きいモナ。ここにきてやっと今まではダイオウイカに入れていた中でダイオウホウズキイカというホウズキイカ科のイカがいる事が判明したんだモナ。』


# suzume002 『ダイオウイカについては詳しい人が自ら書くべきだと思います。期待してます。』


# ( ´∀`) 『ダイオウイカに関しては延々と書けるけどグリさんに怒られるからモナ』


# 大隠 『私もダイオウイカに一票』

世の中にここまでダイオウイカ待望論があったとは(笑)来年はダイオウイカ、来るね。
トレンドはダイオウイカ。ちなみにタイトルは昔懐かしいBig Tomorrowのパクリ。



さて・・・まずは何よりかにより

1月2日、ダイオウイカの恐怖がお茶の間を揺るがす!!

ダーウィンが来た!」
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/index.html

1月 2日(火) 総合テレビ/地上デジタル
夜7時30分〜夜8時43分の放送です。予告編がごらんいただけます

ダーウィンが来た!」でこれまでご紹介してきた中から、「もう一度見たい!」と視聴者の皆さんからご要望の多い決定的瞬間を一挙公開。さらに番組に寄せられた疑問や質問の数々に、徹底取材でお答えします。

中でも最大の見所は、最大で全長18メートルとも言われる深海の巨大イカ。4月に全長10m近いダイオイウイカの世界初の映像をご紹介しましたが、今回さらに、スゴイ映像が撮れました!!。2006年12月、あの窪寺先生(国立科学博物館)が生きたダイオウイカの姿を、世界で初めてハイビジョンの鮮明な映像でとらえました。2002年から始まったこのプロジェクト、その最新成果が番組内で明らかになります!

さあさあ聞いて驚け、見て叫べ。
天よ轟け、大地よ揺るげ。今から予約録画をセット。

12月31日Dynamite! か 男祭り かUFC
1月1日、ビートたけしお笑いウルトラクイズ
1月2日、ダーウィンが来た!!

と覚えておくがいい。「てれびのスキマ」でも紹介して欲しい(笑)。
これまでダーウィンが来た!はアンテナ登録していたのに上がってこなかったので、今この「次回の放送」のページhttp://www.nhk.or.jp/darwin/program/index.htmlをアンテナに入れた。これでバッチリかな。皆さんもいかがか。

この前のダイオウイカ特集は放送第二回なんだよね。NHKにとっても期待のホープなのだ。このイカ
紅白の審査員に呼べればいいのに。

http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program002.html
この取材日記が実に面白いなあ。
 ↓

http://www.nhk.or.jp/darwin/report/report002.html

『ダイオウイカ』って聞いたことありますか? 最大で18メートルもの記録のある、とてつもなく巨大なイカです。
ただ目にできるのは、時おり海岸に打ちあがる死がいばかりで、これまで泳ぐ姿を誰一人として見たことがない、まさに『幻の巨大イカ』です。西欧では数多くの伝説がうまれたほど、ミステリアスな海の怪物なんです。
こんな得体の知れない巨大生物を番組の対象にしようというんですから、我々撮影スタッフの度胸もたいしたものというか、少々あきれ返るほどのもの。「そんな幻のようなモノを追いかけて、ホントに番組になるの?」なんて声もちらほらでした。

でも、ちゃんと撮影できるかもしれないという証拠は、たくさん?揃えたんですよ。
(証拠その壱)ダイオウイカの伝説では、しばしば深海でマッコウクジラと闘う様子が描かれます。ダイオウイカの巨体は、マッコウクジラの最高のご馳走といわれています。そんなマッコウクジラが一年中みられる凄い海があるとのとっておき情報が舞い込んだんです。

(証拠その弐)さらにその海で、水面にぷかぷか漂う巨大なイカの残がいが発見されました。専門家がよく調べたところ、そのイカはまさにダイオウイカでした。人よりも大きなイカの胴体には、マッコウクジラの歯形がくっきりと残っていたんです。

(証拠その参)さらにさらにその海の深いところから、巨大なイカが釣りあがりました。深海にひそむ魚を狙う深海漁業で、たまたま引っ掛かってきたのがダイオウイカでした。漁船にあがったときには瀕死の状態でしたが、まだ息があったというんです。
そんなダイオウイカの確かにひそむ海が、本当に実在していました。それも遠い外国のことかと思いきや、なんと身近な日本の海だったんです。東京から南に一千キロ、小笠原諸島でした。研究者とともに島に通い続けること3年半。ようやく番組の実現までこぎ着けたのでした 。


ダイオウイカがひそむのは、水深数百メートル以上の『深海』といわれています。深海ってどんな世界なのか、みなさん、想像つきますでしょうか?取材しているスタッフでさえ、実際のところあまり実感がありません。太陽の光はほとんど届きません。目をしっかりとつぶった時のような真っ暗闇です。地上の百倍という強烈な圧力がかかり、人などぺちゃんこになってしまう世界です。いくら潜水ボンベを使っても、決して潜れない深さだということは間違いありません。

そんな深海にすむダイオウイカを撮影しようというんですから、撮影する機材も一筋縄ではいきません。物凄い圧力に耐えられる防水のカメラケース、暗闇を明るく照らす特殊ライト…。まったく手の届かない世界で、遠隔操作しなければなりません。機材の取り扱いをちょっとでも間違えると何にも映りません。機材の防水装置に少しでも緩みがあると、完全に水没して、撮影どころではありません。

考えつく限り、そして実際に何とか開発できる限りの撮影機材で挑戦です。海底に設置したり宙づりにして、自動的にハイビジョン撮影するカメラ(写真左)。30秒に1回ストロボの光を発して、連続的にデジタル写真を記録するカメラ(写真中央)。マッコウクジラの背中に取りつけて、獲物のダイオウイカの撮影を狙う小型カメラ(写真右)。

泳ぐダイオウイカの撮影は世界で誰も成功したことがありません。ですから、「撮影方法は何が正解なのか」、研究者も撮影スタッフも誰にもわかりません。手探り、暗中模索、試行錯誤、七転び八起き…。
「きっとこうした方がいいのかも…」というほんのわずかな直感だけが頼りでした。


受信料、払ってあげなさい皆さん(笑)

27メートル級のダイオウイカ

ここは有名で、以前「大だことわたくし」を書いたときも参考にしたね。
http://homepage3.nifty.com/Daiou3/index.html

http://homepage3.nifty.com/Daiou3/VOL1.html

カナダ・ニューファンドランド。全長27m。

他に24mや25mの大きさのイカが複数打ち上げられた記録があります。
ただし、生物学上(記録上)では全長18m19.8mが最大級とされています。
まだまだ海は神秘ですね。

わたしの近所の海水浴場でこんなのが打ち上げられた日にはパニックでしょうし、
日本でならニュース番組がほっておかないでしょうね。
吸盤の大きさが人の頭以上あります。現場に行きたい…

こうなってくると「UMA」のほうで扱っている(笑)。だが、この写真はスゲースゲーな。マジヤバイ。
ただ、ダイオウイカ界のジャイアント・シルバなのだろうか。それともダイオウイカ界のセーム・シュルトなのだろうか。


上野某所に標本がある!!

上ページにて。

大王イカの写真がアップされていて、うちにもあったので送らせていただきます。
撮影場所は東京上野にある某科学博物館です。

ギャッギャッ!! 実はほんの少し前、上野には開催中のダリ展(1月4日まで。急げ!!)に行って来たばかりだったんだよ!!
(ほんとはこっちをエントリに書くつもりだった。
http://www.ueno-mori.org/special/dali/index.html お勧め)


俺は上野動物園上野国立科学博物館もツウだったが、これは見逃していたよ。この前行ったのはたしかにここにあるように、一時展示されていなかったときかもしれない・・・
あすこは門前に「実物大シロナガスクジラの模型」というありえない代物をこしらえているわけだが、それに加えてダイオウイカの標本まであれば、サルバドール・ダリの作品展に負けず劣らずシュールリアルだ。


シューベルトのコンチェルト
シュールリアルに鳴り響く
修理したてのカセットが
宿題邪魔しているかしら

http://www.paw.hi-ho.ne.jp/mistletoe/anime/R/Yah.htm
作詞作曲 山本正之


永遠のライバル、マッコウクジラ

ダイオウイカというと、昔は動物図鑑にはかならずマッコウクジラとダイオウイカが闘う図画が収録されていたわけだ。誰も見てないのにな(笑)


こんな感じ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~grafish/fb_u_bathypelagic01.html

マッコウクジラはパワーにものを言わせたマッコウ勝負(←小粋なジョーク)、ダイオウイカは絞め技のグラップリング勝負。
ただライバルといいつつ戦績はよろしくないのではないかとも言われる(笑)。
要は美味しいえさ。グドンツインテールの関係。ただ、なんとなくザザーンのようなイメージもあるな。


ザザーンは、ハニーナイツの歌う「怪獣音頭」で
「なんにもできないお人好し」
「いつも泣いてる弱いやつ」と筆誅、いや歌誅を浴びせられている。


まじめかつ網羅的に紹介している良いページ

http://animals.web.infoseek.co.jp/others/giantsquid1.html
おれが書いていると、どんどんわき道つーか獣道にそれていくので。
( ´∀`)の「ダイオウイカは複数の影武者がいる!!(要約)」も紹介している。


あのー、すいません。
ここまで書いててなんだが、まだ半分も書ききれてません

でもさすがにあれなので、一応ここで読み切りでございます。


【付記】この前、間違ってNHBニュースに表示されたのが「ダイオウイカ、来る!」だったという話は述べたけど、そこからの来訪者は111件だった。
キミたち、何しに「NHBニュース」に来ているのかと(笑)