「24時間格闘技三昧」より。
http://24jikankakutougi.blog79.fc2.com/blog-entry-7.html
これは、将来PRIDE史を編むとき、ひとつの貴重な証言として引用されるかもしれん。
・・・・と、ひとしきり感想を述べていると後輩から思わぬ一言が。
「PRIDEの写真が外電から来てますけど」
「はっ、来るわけないだろ。それクレジットを見間違ってるだけだ・・・ろ・・・
え〜〜っ、APじゃん!」あららら・・・AP通信がPRIDEラスベガス大会を世界へ配信ですよ。
これは快挙! 快挙だよ。
う〜ん、あんまり伝わらないけど、快挙なんですよ。
APの加盟社は約7000社、
世界各国で報道される可能性があるってことですからね。まぁ、格闘技としての視点か、イベントとしての視点なのか、ちょっとわからないけど
AP通信の価値判断では
このPRIDEラスベガス大会はひとつの「ニュース」だったということ・・・・
日本では、Dynamite!の第一回、国立競技場でやったときはその「やった」ということだけでニュースになったということで(プラス、初の金メダリスト総合参戦)、ほとんどの全国紙に、ベタも含めれば掲載されていたはずだ。今回、AP通信はどういう記事を載せたのかな。「日本からの逆輸入イベント」という部分なのだろうか。
ちなみにAP、ロイターというのが世界にニュースを発信する巨大な「情報商人」の2雄
ところでアメリカ人負けても結構大喜びだったようなのだが。
ヒョードルvsマーク・コールマンでは侠客立ちならぬ「侠客倒し」に命がけだった同国人コールマンをよそに「USA!USA!」どころか、「ヒョードル、ヒョードル」の大合唱だった。
これはなぜかといえば、空手バカ一代以来いわれている「アメリカ人は最初は外国人を認めようとしない。しかしひとだび証明されれば、素直に認めて絶賛する」ということなだ・・・、って感じでまとめれば簡単なのだが、少し前のUFCはムリーロ・ブスタマンチを外国人だから、といって冷遇したとも聞く。ただ、アンドレイ・アルロフスキーも王者なわけだし、ここは大山倍達のいうことに軍配を上げておくか。
あと、アメリカ人はテイクダウンと豪快パウンド大好き(例:ティト、クートア)だとも聞くから、桁外れのパウンドゆえにヒョードル大人気、なのかもしれない。
というか、日本では異様にヒョードル人気なさすぎじゃないかな。
3年以上絶対王者やってるというのに、「ミルコやジョシュやノゲイラより、ヒョードルが一番好きっス」という人、あれ?ひょっとしたら一人もお目にかかってないかもしれないや。これが韓国でも、アメリカでも一番人気なんだから、ヒョードルが「王者に敬意を払わない」とかなんとかいって、移籍したって責められないよな(笑)
日本のファンはなんだかんだといって、強い選手をそれだけで無条件で支持する、というのはないのかも。
いやいやいや、いろんな他の要素もあるので、そう決めるのは早計だ。