★UFC190:ダナ・ホワイトがアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの引退を発表 - 格闘技徒然草 http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20150802/1438515328
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★UFC190:第9試合・ステファン・シュトルーフ vs. アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ - 格闘技徒然草 http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20150802/1438505222
……テンカオ・前蹴りでノゲイラの腹を攻めるシュトルーフ。ノゲイラ打たれながらも前に出る。ノゲイラがチャントで後押しするが、またケージ際で倒せず…(略)シュトルーフのパンチを顔面に貰うノゲイラ。それでも出て行くノゲイラ。サンドバック状態だが前進を止めない。最後に打ち合い。タイムアップ。
「最後の試合」でマットに沈む事無く、フルラウンド戦い抜いたノゲイラ。だが、勝ちを期待させるような展開をほとんど作れず、終始圧倒されていた。シュトルーフの打撃は一発KOを奪うような重さはなくて幸いだったが、その分、何度も、クリーンヒットしてノゲイラの頭がもろに後方へはじけとぶ様子を見ることになった。
ちょうど今、「PRIDEヘリテージ」ではノゲイラがKOK王者の称号をひっさげてPRIDEに登場、当たるを幸い対戦相手を極めまくった時の映像が流れている。
http://www.bs-sptv.com/sportslegend/
豪腕やアマレス王者、カラテ王者をつぎつぎと三角絞めに切って落としていたのだ。
「最後の試合」は、それでもそんなMMAの世界の頂点に立った男のすごさを証明したかもしれない。だが、それは「侠客立ち」というか、ひたすら相手の技を受けても耐える、立ち続けるという形のものであった。
以前、最強タッグでやはり全盛期をとっくにすぎたラッシャー木村が、相手の攻撃をひたすら「耐える」ことで見せ場を作ったことがある。
だが格闘技の世界でそれを見せられると、確かにすごいが、そのすごさを見たかったか……と言われるとちょっと違った。
なんにせよ、これにてミノタウロの航海は終わったという。
お疲れ様でした。
次回「PRIDEヘリテージ」は14日。
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#34 PRIDEヘリテージ第14話
『PRIDE.20』(2002.4.28 横浜アリーナ)/『PRIDE.21』(2002.6.23 さいたまスーパーアリーナ)/『PRIDE.22』(2002.9.29 名古屋レインボーホール)