http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-453.html
http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-454.html
最近はあちこちで引用され、すっかりおなじみ「GAME AND MMA」ブログが、2種類のPRIDEのギャラ情報を発表している。
ひとつは、有名なデイブ・メルツァーによるレスリング・オブザーバー、
(補足。コメント欄参照)
片方はネバダ・コミッションによるオフィシャルな発表とされるものだ。
この二つの差が、なかなかに面白い。
UFCによるギャラ発表が最初にあったとき、「ラスベガスはネバダ・コミッションの管轄で、収益の一部はコミッションに支払わねばならないから正確な申告が公開されるんだ」という説明を聞き、ナルホド!と思ったものだったがその後のK-1や、今回のPRIDEの発表で信憑性には「?」がつくようになった。
というか、やはり「プロレスとは何か? それは興行だ」というアントニオ猪木の、これは珍しく(笑)真実の言葉があるが、まがりなりにもこのへんの格闘技大会も興行である以上、個々の選手のギャラを公開するというのは人情に反するというか無理のある規定なんじゃないか、という気もしないではない。いろいろ「抜け道」があるのだろう。
これはMMA WEEKLYのスコット・ピーターソンによる情報だけど(kamipro103号 P12)
UFCはファイトマネーの上昇を抑える一方で、それとは別にPPVの利益の一部を直接選挙に支払うシステムを作り上げている。その金額は、さっきも言った王にPPVが伸びているから莫大なモノになるんだ。そしてそれはファイトマネーと違って、事務所やマネージャーもしく
は出身団体を通さないで選手個人に支払われるらしい。
(略) そうやって選手とマネージメントサイドを分断しておいて選手を一本釣りしようとしている、と見る向きもあるね。
そういえばK-1の石井和義館長も、裁判で「ジェロム・レ・バンナにはアンダーテーブル・マネーを支払っていた」と公に証言した。
田村潔司がヘンゾ・グレイシーに勝ったとき、前田日明がごほうびの「前田賞」としてロレックスを送ったりしたが、これも厳密には贈与税がうんぬんという話にもなるのかな。