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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

公式よりも年表よりも、まずは覚えよ救急救命法

実は数日前、このことを知ったのだが、最新の科学知見、統計的事実をもとに世界的に救命方法のやり方が変更された。
参考までに告知しておきます。
本当は全国民、周知徹底しなきゃいけないんだよなあ、何よりも。
国士として日本の防衛防災体制を憂えるより、もっと身近な危機管理だ。
TBを歓迎す。
格闘関係者は当然ご存知でしょうが、まあ念のためにも。


http://www.asahi.com/health/news/TKY200609070208.html

変わる救命法、人工呼吸より何度も心臓マッサージ
2006年09月07日16時56分


 市民が緊急の際に行う救命救急の方法が、国際基準の変更に合わせて変わることになった。これまでの方法だと、15回だった心臓マッサージは30回に増やし、口と口をつける人工呼吸に抵抗があれば、「マッサージだけでもOK」に。総務省消防庁厚生労働省が、全国の消防本部や病院などに対し、市民に教える新たな救命方法を通知した。民間レベルでの「救命救急効果を高める」のが目的だが、変更に伴う準備が間に合わない指導現場では混乱も予想される。


 家族が自宅で突然倒れたり、駅などで近くにいた人の呼吸が急に止まったりした際の対処方法は、一般市民の場合、地元の消防署や病院などで習うケースが多い。

 昨年末、救命救急方法の国際基準が変わったことを受け、日本救急医療財団が「日本版救急蘇生ガイドライン」を作成。これを受けて、両省が都道府県を通じ、市民向けの救急救命の指導現場に、教える内容を改めるよう通知した。

 それによると、従来は2回人工呼吸をした後、心臓マッサージを15回行っていたのを30回に増やした。自動体外式除細動器(AED)は3回連続して電気ショックをかけていたところを、今回から1回にして、すぐ心臓マッサージを始めるよう改めた。日本版ガイドラインを作成した兵庫医科大学の丸川征四郎教授は、「とにかく、心臓マッサージをし続けることがポイント。『人工呼吸をしたくないから、心臓マッサージもしない』という姿勢だと救える人も救えない」と話す。

 さらに、口と口をつけて行う人工呼吸に抵抗がある人は、心臓マッサージだけでもいいことになった。「直接息を吹き込むこと」は救命にとって重要だが、これまでの研究で、人工呼吸に時間がかかりすぎて心臓マッサージが中断されるより、マッサージを続けた方が救命効果が高いことが、わかってきたからだ

あとですね、私が専門家から直接聞いたところでは
「これまでは心臓マッサージで手を乗せるところが『肋骨の、やや左の・・・』とか細かかったが、これからは胸の真ん中に硬い骨があるでしょ?(つまり肋骨の真ん中ね)その骨に手を当てて、それで三十回押せばいいとなりました。より簡単になったんです」

とのことだ。詳しく、正確にやるには・・・・・

http://www.jrc.or.jp/safety/kinkyu/massage.html

ああダメだ、いくら公式かつ最高権威であっても、この説明は分かりにくすぎる。
「キャンプ料理」的な歌にしたりなんなりで、もっとシンプルに、何も考えずに一連の動きができるようにする工夫が必要だと思う。



たとえば、イメージキャラクターに中尾芳広
だめだ。