なんか期待されてるようだけど、別に中尾に関して面白いこと書けないよ（笑）。
というのはひとえに
“キス男”中尾がPRIDE参戦「カッコイイ男とやりたい」
あの“キス男”がＰＲＩＤＥ電撃参戦！
・・・・・・・・気になる対戦相手だが、中尾は「カッコイイ男がいい」とニヤリ。榊原信行ＤＳＥ代表も「いい男を用意しろと言われた。またキスしたくなるようなイケメンを考えたい」と、ＰＲＩＤＥを代表する“イイ男”を用意することを約束した。注目の「キス」問題について榊原代表は「さすがにしないでしょう。でも、ルール違反でなければいいんじゃないかな」と苦笑い。果たして中尾のお眼鏡に適う相手とは……試合前のレフェリーチェックから注目が集まる一戦となりそうだ。
と、彼のほうから例の一件をキャラクター、ネタにしていることにある。
これは無敵。
道着を試合中に脱いだとか、母ちゃんに泣きながら電話したとか、そういうことならまだキャラクターになるだろうが、さすがにあの事件を、こういうかたちで自らネタにするとは予想もつかなかった。
人間、開き直れば道は開けるということだ。榊原氏もいっそヤ●ザをキャラクターに・・・は、俺がしてるわけだが（笑）。
あと、K-1⇒PRIDEという移籍劇が、今回こんな中でも行われたことにも注目したい。
この騒動の前から中尾移籍情報はあったわけだけど、今回のようなことがあった中で、残留せずにそのまま遺跡が行われたというのはPRIDEの体力をそれなりにうかがわせるものだという気がする。もうとき既に遅しで、K-1に残れるような状態じゃなかったかもしれないけど。
あと、K-1がデビューからじっくり育てた選手を移籍させたことで、バラちゃんが桜庭和志移籍の時に言ってた、「家族だと思ってた云々」「裏切られた云々」は一気に説得力をなくした（笑）ということも言っておく。
少なくともDSEは「K-1の家族を、裏切らせました」とそれこそ開き直らなきゃしゃーあんめえ。
アンダーカード
中村和裕（日本／吉田道場）
ｖｓ
エヴァンゲリスタ・サイボーグ（ブラジル／シュートボクセ・アカデミー）
高橋義生（日本／パンクラスism）
ｖｓ
ビクトー・ベウフォート（ブラジル／フリー）
別に駄目というわけじゃないが、不満もあるという微妙な感想だな、個人的には。
高橋義生は最近勝ち星を挙げたアルボーシャス・タイガーもその後順調に戦績を積み、強豪であることを示したし、PRIDEに上がる資格があるかといえばギリギリで引っかかるだろう、と思うしだい（もっともDEEPのメインにベンター、とかのほうがしっくり来るけど）だが、ビクトーってのは相性がおもいっきり良くない。
もっと荒々しく、技術もクソもなしで打撃戦を展開するような喧嘩屋だったら、入場料に見合った試合になるはずだ。
サイボーグ。
雰囲気はあるし、一発は持っているし、使いようによってはいい選手だ。
しかし、ストライカー系である近藤有己がテイクダウンとパウンドでいざ攻めれば、完封されてしまうほどの穴が寝技にある選手（だから「桜庭和志の相手にどうか？と俺は提言していたのだ」）。中村にとってはこの上なく相性的にはいいんだろうが、客が楽しめる試合になるかどうか。おまけに、またもや体格的には中村のほうが大きめでっしゃろ？
その点でも興味は薄いなあ・・・もっとこう、相手もヘビーとミドルの中間に位置して、テイクダウンなども強い選手・・・
あ、これひっくり返せばいいじゃん。
高橋義生ｖｓサイボーグ
中村カズｖｓビクトー
いや、単純にこっちのほうがいいと思うね。前者は微妙に横浜文化体育館レベルだが（笑）
