というわけだが、下馬評では「マーク・ハントが有利だが、TKにも勝機は大いにある。ていうか、高阪が勝てる可能性のある数少ない相手だ」
ま、世論とはなかなかに正しいもので、結局はその通りですよね。
ハントはなんだかんだと申してまだ総合の試合経験はひとけただし、初戦の吉田秀彦を入れても高阪ほど寝技の引き出しが多い人間と戦ってはいない。高阪がタックルによるテイクダウンが上手くないのが悩みのタネだけれど、大外や大内で倒してワンチャンスをつくり、その後マーカス・アウエリオのように絶対に逃がさぬようにサブミッションを仕掛けていったら・・・
5月5日、PRIDE−GPあらためリングス大阪大会(TKは同団体最後の興行で、「自分が上がる場所はどこでもリングスです」とマイクで語った)を、見届けよ。