ゴング格闘技で、短期集中連載としてやや地味な扱いながら「金光弥一兵衛と旧制6高柔道部」なるレポートが始まった。
三角絞めが、いろんな伝統はバックにあるんだろうけど、ま、彼により例の「帝大柔道」の中で生み出された技であり、それも当初は実に連戦連勝を導くような画期的なしろものであったことはかすかに聞いたり、読みかじったりしていた。
でも「金光弥一兵衛」はまだ、Google検索しても十数件しか出てこないんだよな。
どうも調べると、岡山県に柔術の何か源流のようなものがあるみたいで。
http://www.bokuden.or.jp/~bunbkan/page049.html
http://www.libnet.pref.okayama.jp/makane/display/culture17-1.htm
なつかしのイビジェカフェも。
http://ibjcafe.com/talk/fight/kaku/20000616043253.htm
http://ibjcafe.com/talk/fight/kaku/20000609045157.htm
関節技って、結局数万年前から人間の関節構造も体型もあまり変わらない以上、同時発生的な部分てかならず出てくるものだから「源流」を探すのも厄介だったりする部分はあるのだが、それでも帝大柔道という「競技」の中で三角絞めが登場したときのあれこれは是非トレースしておきたい流れだ。
だから、この短期集中連載は期待します。
夢枕獏が書きそうだ、という気もする。