経営について
本格的に内容について語るのはもう少し読み込んで、後日にというところだけど、まずは最悪の休刊だなんだという話ではないことで一安心です。
一応、編集部自身の表明によると
◆リニューアルに合わせて、発行部数も大幅に増える(補足。発行元はエンターブレインに)
◆返本率は、格闘技の専門誌の中で最低レベル。うちより少ない所があったら教えてくれ
◆山口日昇が負っているという借金は、個人で小さい出版社を持っている人なら通常持っていて当然。それも順調に返却している最中
◆吉田豪がなんだかんだと言っているようだ(山口氏は吉田豪の文章を読んでおらず、聴いて初めて知った・・・との設定)が、ライターはお金関係の事は一番詳しいように見えて、一番疎いんだ・・・・
だ、そうである。
前田日明、こちらの面でも再始動。
ロシアで堀江ガンツ氏が、前田日明氏から「お前、あんまりナメたこと書いてると、殺すぞ!」と脅され、正拳突きを2発も見舞われて肋骨軟骨骨折の疑いがあるんだそうです。
「名前を覚えてもらって光栄」「健在の証明だ」「昔ながらのプロレスの流儀を守っている」と喜ぶのは、山田英司氏との一件で表紙に「よくやった、前田!」とうたった経緯と、その整合性を考えれば当然の帰結で、身内でもそうやっているのはすごいすごーい、と呑気に構えることもできる・・・・。
が、「これを冗談めかしつつ活字化することで、一応は「世間」の側であるTBSを揺さ振り、前田をフェードアウトさせようという復讐の陰謀」にしたほうが面白いので、そういうことに決めます(笑)。
Uさんこと内田統子さん(と詳しく解るのは「はてなダイアリー」キーワード機能だけ!)の発言も抜群だが、その話が最初に出た時は、紙プロは前田インタビューで火消しするほうだったなあ・・・なんて感慨もあったり。
あ、なぜ堀江ガンツ氏に前田氏が立腹したか。
そこらへんは推測出来るように描かれているんだよねえ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050301#p2
「前田に選手を見る目があるとは思えないですよ。だってKOK以降に前田が直に見つけてきたのは、ヒカルド・アローナとラバザノフだけですからね。あとは写真一枚とプロフィールだけで呼んでみたら凄かったというだけ。そういう原石を呼べるリングスという"場"がノゲイラやヒョードルを生んだんです。リングスをよく知りもしなければ、前田に真っ当な思い入れを持っていなかったマスコミが過剰な幻想を抱いている振りをするのは本当にイヤですね」
というくだりが逆鱗にふれたっぽい。
当時の感想はリンク先の通りだけど、発言をいちいち再引用して、しかもフォントを大きくしてまで(笑)掲示するというのもどうかと思うよね。
じゃあやるなよ。