この史輝出版って呉智英のデビュー作「封建主義、その論理と情熱」が絶版になっていたのを「封建主義者かく語りき」と改題して復刻した会社なんだよね。
今回、実は法律的にもけっこう興味深い形にもなるらしい。表現の自由や薬事法に関係して。
統計的なアレコレを、自分はよくわからんのに好きだという話は何度かしているけど
http://www.sankei.co.jp/news/050516/boo011.htm
【書評】『「心理テスト」はウソでした。』村上宣寛著
みなに当てはまる性格記述
アメリカの心理学者、B・R・フォアは心理学受講生三十九人に興味診断テストを実施、一週間後に結果を知らせた。「(1)あなたは人に好かれ、尊敬されたいという強い欲求があります(2)あなたは自分自身を批判する傾向があります(3)あなたには使われていない潜在能力がたくさんあります(4)…」きりがないのでもうよそう。そう、全員に同じ心理判定を出したのである。フォアが証明したかったのは、一般的な性格記述を利用するといかに簡単に人々をだませるか、ということだった。(1)から(3)はだれだって、そう思うことなのである。あるいは、そう思いたいことなのである。
この誰にでも当てはまるような一般的な性格記述を、自分だけに当てはまるとみなしてしまう現象を「バーナム効果」ともいう・・・
この本おもしろそう