今日3/27の朝日新聞には一面をつかって、「つくろう行こう!ブラックホール」という特集を組んでいた。実は以前ここで書いた、米国通といろいろ話したよ、という相手の一人はこのへんの話に大変詳しい人で、ちょっとこの解説を聞いていたのである。
今年は、何しろアインシュタインの相対性理論90周年の国際科学年である(【補遺】下コメント欄で指摘を頂いたが、正式には、(特殊)相対性理論100周年の国際物理年。一般相対性理論は90周年になるけどとのこと)からして、新聞もこれだけ大きく扱ってくれる。
さて、私が聞いた話の概要を、ここを読んでいる皆さん方にやさしく解説すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○。
とにかく、ものすごく
すごいのである。
も一回、気を取り直して横丁の熊さん八っつあん的なレベルに話を戻すと、ブラックホールはほら、何でも吸い込むわけですよ。キン肉マンも大苦戦なわけですよ。いつの間にか復活して、これまたひっそり復活のペンタゴンとタッグを組んで、かませ犬かと思いきや善戦するわけですよ。
これはうろ覚えなんだが、ブラックホールは存在が確認されている。(白鳥座あたりだったような気がする。検索すれば分かるだろうがあえて記憶だけで)。一方、ホワイトホールと言うのは理論的にはあるはずだが、確認はされてない。
人によっては、ブラックホールに入ってホワイトホールから出てくる、これ即ちワープであるという人もいる。ドラえもんの「宇宙開拓史」でも出たかな。これを発展させて、宇宙に「交通の要所」があり、そこを握ったものが宇宙の覇者になる、というSFもあったはずだ。
そのブラックホールが、人間の力で出来るというのである。
・・・・いや、↑を読んでもなんら新しい知識ってもんが得られないな(笑)。落語の熊さんが、大家さんから話を聞きかじって八っっつあんに解説するようなもんだ。
「てめえ、歌道に暗いな」
「角が暗いから提灯借りに来たんだ」。
それもなんなので朝日新聞を丸写しすると
超弦理論の『世界はもっと多くの次元から出来ている』という予言が本当で、しかもその影響が大きければ、ブラックホールになる距離は10のマイナス16乗センチくらいでよいことになり、「それなら現代の加速器で作れるかもしれない」と98年、米国の物理学者が発表した
のだそうだ。
【補遺】あらためて同紙面を読み直すと、M87の中心に存在し、ハッブルハッブル・ビターンビターンのハッブル天文台が、そこからガスが噴き出る場面を撮影していて・・・・ん?ブラックホールって何でも中に、超引力で引き寄せるんじゃなかったか?
ガスが噴き出るのは、なぜなのだろうか。