12/28付で最終回でした。9年もやってたんだなあ。
私はかつてhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041111#p2で、
これさ、他の朝日の論説委員が「ああ、早野さんは
いい文章を書くなあ」と本気で思ってるのかしらん?
と書いたけど、今回の終了は同社内で自浄能力が発揮されたがゆえだと好意的な見方をしている。
また客員研究員として渡米するために連載を止める(と聞いている)船橋洋一氏と一緒にしてはいけない。ただし、相反するようだが良くも悪くも悪くも悪くも「朝日新聞的」なコラムであった。
この人は実は元田中角栄番で、新聞社の中ではむしろイデオロギーとは別にどろどろとした政界人脈をあーだこーだと探る人で、今のようになったのは実をいうと安生洋二の「200%男」でのブレイクのような”遅咲きのくるい咲き”なのです。
どうしてこうなったかはなかなか面白い話があるのだが、それは機会があったら。
今回の最終回及び、最近の文章を本格的に論評するには時間が足りない。
(やるとしたら徹底批判するよ。)ようは今回も、選択的な批判と選択的な弁護ばかりということです。筋が通ってない。