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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「準トップ層」の功罪。

10/23毎日新聞スポーツ面に、四国リーグを発足させる石毛宏典氏のインタビューが載っている。

「すでに6社からスポンサーのオファーがあった」
「社会人野球の基盤がやせ細っている。プロへの供給源となる部分が衰退してしまった」

プロにつながる「準トップ層」の育成を目ざす。
プロ退団者は受け入れず、年齢制限も17-24歳と定めた。
17歳というのは、高校を中退した選手でも入れるようにとの配慮だ。

「体育会系の体質についていけず、やめていく選手も多い。実はそういう中にいい素材はたくさんいる」

【引用者談】この太字部分は
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040913#p3
の所論を補強してくれていると思う。

ちなみに収支は1年目で7億5000万、支出は6億7000万円。1試合観客数800人(チケット1000円)。
「わたしたちが目指しているのは小さなサイズの経営。今までにないビジネスモデルです」と、取締役の中村さんは話す。そうだ。

一場靖弘については・・・別に触れてない(笑)




プロ野球合併騒動で、「Jリーグは成功しているのに・・・」という引き合いがよく出た。
私はサッカーに全然詳しくないけど、それらの報道を乱暴にまとめると

1、年棒を低く抑え、Jリーグ選手はそれなりの収入でガマンしてもらった。
2、そのぶん、あちこちに地域密着の小チーム、貧乏チームを作り、プロ自体の数は増えた。


いや、それはたしかに成功するでしょう。おらがチームが増えて、育てていけば客も増える。

ただし、ここでだ。ウルティモ・ドラゴンターザン山本紙プロで対談をしているんだけど、要はプロレスって、80年代に比べておのずからそうなっていないか?
小さな団体がなければ、サスケもTAKAもTAJIRIも出なかった。

ということは、インディー乱立は間違っていないのか?
いや、たぶん間違っているはずだ。ではどこがか。

この稿は続けたいが、論じるにはちょっと知識が足りない。