今回の武士道でいちばん凄かったのは、小路晃の大健闘だった。
パウロ・フィリョに、僅差の、まさに僅差の判定負け。つうかなんで負けたのかよく分からない部分もある。
パウロ・フィリョはBTTの中でもなんとなく日本人の手に届くようなイメージがある。俺だけか?
しかし、ほんとにぎりぎりのところでリアルにパウロに勝てる日本人を想定できるか?
田村潔司。菊田早苗。改造を終えた近藤有己。坂田亘。高瀬大樹。滑川康仁。アレクサンダー大塚。郷野聡覚・・・
おれは、結局のところだれもパウロ・フィリョには勝てないと思う。金を賭けるとしたらパウロに賭けるなあ。そのパウロに肉薄した小路。
あの腰の重さ、タックル以外のテイクダウン技術はずば抜けているのでは。
小生は近藤のPRIDE参戦が噂に上ったとき、どこかで「小路晃vs近藤有己」という案を出した。
まあスペーヒーと小路はどちらが大物かは論ずるまでもないので、ちょっと方向性は違っているかもしれんが、とにかく小路晃と外国人大物・新星対決路線はひとまず置いて、「日本人の中で上位に位置する」ということを実際の闘いの中で再確認させるが良案と思うですがいかがか。
そして、DEEPこそはまさにこういう場にうってつけではないだろうか。
個人的には、郷野vs小路、滑川vs小路、を見てみたいかも。