オリバー・ストーンの映画で覚えたけど、アメリカさんの独立記念日は７月４日だ。エリア８８基地でも、ミッキーが主催して大いに祝っていたな（笑）。
ところで、昔小学校唱歌？で、アメリカ建国のワシントンをたたえる歌というのがあった。もともと明治の歌は「元寇」など、歴史教育・知識の伝達の役目を持っている。（例の浅羽「ナショナリズム」で、軍歌「歩兵の本領」がカルタゴ軍の歴史にまで触れた国際性を持っていたというくだりがあろう）
しかし、ヨソの国の英雄をわざわざ歌わせるというのもおもしろい・・・実は幕末の志士も、ナポレオン・ワシントンはなにやら英雄豪傑のたぐいとみなして相当な尊敬を集めていたという。そのなごりなんだろうが、明治の時代、ナショナリズムがまだややこしくなく、他国のナショナリズムもすなおに受容する幸せな時代だったんだろう。
ちなみに俺、森繁が「知床旅情」なみに情感たっぷりに歌い上げるこの曲のＭＰ３を持っています。明治らしい大時代的な形容もおもしろく、名曲です
http://www.interq.or.jp/japan/k3j/song/meiji%20middle/washinton.htm
作詞者 不詳 作曲者 北村季晴
天はゆるさじ 良民の
自由を無視する 虐政（ぎゃくせい）を
十三州 の 血はほとばしり
ここに起ちたる ワシントン
ロッキーおろし 吹き荒れて
ハドソン湾に 浪（なみ）さわぎ
剣戟（けんげき）ひびき 軍馬 嘶（いなな）く
すわ戦（たたかい）の 鬨（とき）の声
勝利を告ぐる 喇叭（ラッパ）の音（ね）
「邦（くに）の父」ぞと 仰がれて
ミシガン湖上 秋月（しゅうげつ）高く
輝く君が そのいさお
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