時間を置いて、みそぎも済んだということで(笑)、ご復帰おめでとうございます。ただ復帰の言い訳コメント、電話がかかってきたので聞き逃した。
まあ、政治家とこの人はメンタル的にだいぶ共通点があるようなんで、どう振る舞おうがご自由です。
で、復帰祝いに資料をはてな内に提示しましょう。
一度このブログでも取り上げた金平茂紀テーフ・ディレクターがワシントン特派員となった際、彼の最後のあいさつで行った言葉は・・・
彼がワシントン特派員となるために番組を去ることになって、「会議」(金曜日)でのあいさつで開口一番言ったのは「思い返すとつらいことばかりだった」という一言だった。そして、なかでも「つらかったこと」を即座に10ほど列挙した。そのかなりの部分は、社内での葛藤が関係していた。
(筑紫哲也著「ニュースキャスター」集英社新書P210)
ニュース番組をやりつつ、最後の挨拶で出てくる話が
社内の葛藤の愚痴ばかりというのは、いやはや大変な
職場というか、白い巨塔も真っ青なお話でございます。
そういうところで作られるニュースというのも、なかなか受け取るこちら側としては大変なのですが、そういう複雑な力学の中で外国に行ったり戻ったりされる方にはちょっと同情。
この際金平ディレクターが、趣味(とイデオロギー)丸出しの特集を作っても、あたたかく見守ってあげようじゃないか、諸君。
金平記者については、ここでも触れています
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040514