英BBC会長らが辞任発表 偏向報道に対する批判受け
2025年11月10日 6時7分 日テレNEWS NNN
イギリスの公共放送BBCの会長らが、偏向報道に対する批判を受け辞任を発表しました。
BBCは9日、ティム・デイビー会長とBBCニュース部門のデボラ・ターネス最高経営責任者の辞任を発表しました。
BBCをめぐっては、イギリスのテレグラフ紙が3日、偏向報道を示す内部告発の文書を発表し、報道の中立性が保たれていないと批判の声があがっていました。
テレグラフ紙によると、去年のアメリカ大統領選挙前に放送されたBBCの看板番組「パノラマ」で、トランプ大統領の演説から関係のない発言をつなぎ合わせ、2021年の議事堂襲撃事件を扇動したかのようにみえる編集をしたということです
トランプ大統領の1月6日の演説を捏造したとして批判を受けたBBCのCEO、デボラ・ターネス氏が辞任。
— TotalNewsWorld (@turningpointjpn) November 11, 2025
ターネス氏は報道陣に「ひとつだけ明確にしておきたい。BBCは組織的に偏向していない。世界で最も信頼されるニュースだ」と述べるも、記者の質問から逃げ、批判殺到。
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トランプ大統領の1月6日の演説を捏造したとして批判を受けたBBCのCEO、デボラ・ターネス氏が辞任。ターネス氏は報道陣に「ひとつだけ明確にしておきたい。BBCは組織的に偏向していない。世界で最も信頼されるニュースだ」と述べるも、記者の質問から逃げ、批判殺到。
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「週末に辞任を決断しました。最終的な責任は私にあります。しかし、ひとつだけはっきりさせたい。BBCニュースは組織的に偏向してはいません。」「BBCニュースのCEOとして勤められたこと、そして優秀なジャーナリストたちと共に働けたことは、私のキャリアの中で最大の名誉でした。週末に辞任を決断しました。責任は最終的に私にあります。
しかし、ひとつだけ明確にしておきたいことがあります。BBCニュースは組織的に偏向していません。だからこそ、世界で最も信頼されるニュース機関なのです。」
記者「なぜ起きた誤報を適切に処理しなかったのですか?」
ターネス氏「チームのもとに向かいます」(と逃げるように歩き出す)
ターネス氏「私たちのジャーナリストは、公平性を追求して懸命に働く人々です。私は彼らの報道姿勢を擁護します。」
記者「BBCには組織的偏向があるのですか?」
ターネス氏「いいえ、組織的偏向はありません。誤りは起こりますが、組織的な偏向ではありません。」
記者「ではなぜ、トランプ報道や反ユダヤ主義、女性の権利に関する誤りが処理されなかったのですか?」
ターネス氏「その件についてはいずれ明らかになるでしょう。今はチームと会う時間です。」
記者「取締役会はあなたに反対したのですか?」
フリー参加自由、時間無制限、質問数無制限の記者会見を開いて、「フジテレビよよく見とけ、これがテレビ局の不祥事の記者会見の見本じゃい!」となると思ったのに…https://t.co/VbzOWuYJUa
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2025年11月11日
内容的なことをいえば、放送時間や活字スペースは限られているから、演説から抜粋して編集する必要はどうしてもあるので、ただしそれで印象を左右するのもまたある。
この場合、実務的にはどこから問題になるのか、みたいな議論も実際に必要になると思うんだけど、
その前に内部的などんなことがあったかなあ。
その時の記者会見(当然、誰もが入れるわけ)には、日本から腕利きのフリーランス記者の、あの人やあの人を送り込みたい。いやユーチューバーを送り込むか…
テレグラフの告発記事とは
BBCの漏洩文書をテレグラフが全文公開している。BBCの委員会に参加していたジャーナリストが理事会に宛てた文書だそうだ。ざっと眺めたらハンナ・バーンズの名前が出てきた。そういや元BBCでしたっけ。
— 栗原裕一郎 (@y_kurihara) 2025年11月8日
Revealed: The devastating memo that plunged the BBC into crisishttps://t.co/wewPiUIiZu
機械翻訳で一部を
暴露:BBCを危機に陥れた衝撃的なメモ
ゴードン・レイナー
2025年11月6日(木)午後10時15分(GMT+9)
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BBC
BBC
テレグラフ紙はBBCを危機に陥れた内部文書を公開した。元ジャーナリストのマイケル・プレスコット氏が執筆し、BBCの取締役会に送られたこの文書は、BBCの報道における重大な偏向を示す一連の事件を暴露している。
これらには、BBCパノラマがドナルド・トランプ氏の演説を「改ざん」し、支持者たちが米国議会議事堂を襲撃した日にトランプ氏が暴力を直接呼びかけたかのように誤って見せかけたという証拠も含まれている。
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2025年6月までBBC編集ガイドライン・基準委員会の独立顧問を務めていたプレスコット氏はまた、BBCアラビア語のガザに関する報道について、ハマスの見解に明らかに大きなスペースを割いているという深刻な問題を指摘している。
また、彼は、LGBT+の反逆的な記者団がトランスジェンダー論争の報道を検閲しているという懸念を表明し、BBCの旗艦ファクトチェックサービスであるベリファイが自動車保険会社が人種差別的であると示唆する「完全に間違った」レポートを作成したことを指摘している。
プレスコット氏の警告は上級幹部らによって無視された。
テレグラフ紙によるメモに関する報道を受け、保守党党首ケミ・バデノック氏はBBCの「首切り」を強く求めた。ドナルド・トランプ・ジュニア氏はBBC記者を「不誠実」だと非難し、イスラエル外務副大臣はBBCのティム・デイビー局長の解任を要求した。
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放送規制当局オフコムのトップ、グレード卿はBBC会長サミール・シャー氏に書簡を送り、この主張を「徹底的に」調査するよう促した。一方プレスコット氏自身も来週の議会調査でこのメモに関する証言を行う予定だ。
書類の各部分の全文はこちらから…(後略)
