INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今年はTBSが『放送するから金をくれ!』とFEGに言い出した、というごきげんな噂について

数日サボると、字を書くということそれ自体の物理的なめんどくささが身にこたえて滞るな。
しかしそんな中に飛び込んできたのが、タイトルの通りの話ですよ。
http://twitter.com/#!/DanHerbertson/status/7663633563648000

FEG is paying to broadcast this year's Dynamite!! on TBS. I don't have time to check right now but I believe this is the first time.

http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-937.html

日本在住のアメリカ人MMAカメラマンがツイッターで、Dynamite! はタイムバイになるらしいとツイッターし、一部の米MMAサイトを騒がせた。カメラマンはのちに、必ずしもそうでもないかも、といったフォローアップのツイートをしており、真偽のほどはよくわからない。

なるほどコンテンツの側が放映権料をもらうのではなく、電波の枠をこっちが買って放送してもらうのを「タイムバイ」というのか。
As Time Goes By というと「カサブランカ」で有名。

正直、
てきとうな
オチ。

それにいくらなんでも、大晦日に放送「してやる」系の番組は流さないだろうよなぁ・・・
ただ
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52120582.html
に示したように、今年になってなぜかDynamite!の主催にTBSが加わらないのが気になる。赤字を折半したくないとかそういうんじゃないだろうな。
さて、本日を過ぎると、いよいよのこり1カ月を切ることになる。

ウィキリークスが米国政府・大使館の機密文書をダダもれに

http://www.nytimes.com/2010/11/29/world/29cables.html?_r=2
外交と秘密は切っても切り離せない双子の兄弟だが、インターネット世界と機密流出も双子の兄弟だ。あまりに膨大なことと、文書が英語であることで(笑)、日本の騒ぎは比較的小さいが、このあとどんどん、この流出文書から「ニュース」が加工されて並んでいくことになるだろうね。 それがどうなっていくか。
 
国全体が

サトラレ(1) (イブニングKC)

サトラレ(1) (イブニングKC)

みたいになるっつーか。

5人の共有部屋に女の死体。誰が殺した?と相互が疑心暗鬼に…てな映画がWOWOWで放送

これは自分用メモ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091121#p2
で紹介した、日本では単館上映のみの映画なのだよ。六本木ヒルズ押尾学事件にそっくりな映画」という悪趣味な紹介を当時はされていたが(笑)

http://www.wowow.co.jp/pg/detail/022058001/index.php

5人の男が各自の楽しみのために共有していた、秘密のロフト部屋で殺人事件が発生。はたして犯人は誰なのか?ベルギーで大ヒットを記録した、話題のサスペンス・スリラー!
 
建築家ヴィンセントが、長年の親しい仲間であるマルニクス、ルク、クリス、フィリップの4人に持ちかけた魅力的な提案。それは、彼がみずから設計して所有する新築マンションのロフト・ルームを、皆が各自、情事を楽しむ秘密部屋として利用しようというものだった。彼らはしばらくの間、その自由を満喫するが、ある日その部屋で女性1人の全裸遺体が発見され、お互いに疑心暗鬼に陥りながら、5人の男の間で犯人探しが始まる……。

12/8(水)深夜3:00

映画音楽がグレイシーの入場曲に使われた「ラスト・オブ・モヒカン」が本日深夜、NHKBSで放送

http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
衛星映画劇場 個性あふれるフィルムメーカーたち
BS2 12月1日(水)〜12月3日(金) 午前0:45〜
アカデミー賞では監督賞、助演女優賞を受賞した名作「怒りの葡萄」ほか、個性あふれる映画4作品を放送。

<放送予定>

ラスト・オブ・モヒカン」 12月1日(水) 午前0:45〜2:38(30日深夜)
 
アメリカ創生の神話といわれる、ジェームズ・フェニモア・クーパーの原作を映画化した壮大なドラマ。

映画は知らんけど、ここでの劇中音楽「fort battle(砦の戦い)」
が、1997年のPRIDE.1においてヒクソン・グレイシーの入場曲に使われ、その後多くのグレイシーに引き継がれたことはご存知の通り。

経済問題2題。

「光の道」是か非か。

最初の最初、佐々木俊尚孫正義が対談(公開討論)したころは話を追っていたが、その後ぱったり情報を仕入れるのを中断していた。そしたら総務大臣の交代もあり、やや「光の道」推進論の旗色が悪くなったらしい?

アゴラ」の池田信夫論文によるとNTT側が反論を開始し、しかも相手政策を「ガラパゴス」と命名するという面白い展開になっているらしいじゃん。
http://agora-web.jp/archives/1136028.html

これまでソフトバンクが一方的に攻めていた「光の道」をめぐる論争に、ようやくNTTが応戦しました。鵜浦副社長が、民主党の情報通信議員連盟ヒアリングで、ソフトバンクの案を「ガラパゴス」と批判したのです。上の図はそのプレゼンテーションに使われたものですが、明らかにソフトバンクの全面広告に対抗したものです。

「グローバルスタンダードかガラパゴスか」というのは、この場合はあまり大きな問題ではないと思いますが、多様なインフラが競争する中からユーザーが選ぶことが望ましいというのは市場経済の常識です。これが総務省のタスクフォースの報告書の基調でもあります。これで議論は決着したと思いますが・・・・・・・

池田氏はずっと消極論で、しかもネット上での露出が多いので、あらためて推進側の論文も読んで比較したい。(孫正義周辺の文章って、個人的に目に入る機会が少ない)


■上から派生して。「破壊的イノベーション」とは?
上リンクから。

……「無線は信頼できない」とか「速度が十分出ない」というのは、かつてソフトバンクADSLに対してNTTの技術陣が言っていたことです。ユーザーは信頼性や速度より安くて手軽なADSLを選んだのです。このように「安くて悪い」技術が「高くて良い」技術を倒す現象を、クリステンセンは破壊的イノベーションと呼びました。

そして今、高速無線がFTTHに対する破壊的イノベーションとなっています。それが「100Mbpsを保証できない」などということは問題ではない。ユーザーにとっての通信の価値は「速度×自由度」で決まる……どのインフラがベストかを決めるのはソフトバンクではなく、ユーザーです。

なるほど「性能は悪いが安い」ものが市場を制覇し、「良いが高い」ものを駆逐していくとしたら、それがまた市場の選択なのだろうな。
ただ、それを価値判断として選択するときに「確かに競争では、悪くて安い技術が市場を制覇する。だからこそ、政策的に『良いけど高い』技術を後押しするべきである」ともいえるのではないだろうか。
しかしそれは税金ということになるから、「果たしてその価値があるのか」はもっと議論が必要になって堂々巡りだけど(笑)

「ソーシャルクーポン」

一度も使ったことないし、1カ月前まで存在も知らなかった。TVのワイドショーで存在を知るという屈辱的展開(笑)
この皮切りになった「グルーポン」。
http://www.grouponw.com/2010/05/blog-post_4381.html

グルーポンとは?
グルーポンは米国の共同購入クーポンサイトです。グルーポンGroupon)はグループ(group)とクーポン(coupon)を掛け合わせた言葉です。要するに共同購入で割引クーポンを達成しようということです。共同購入のパワーにより通常ではあり得ない割引(5〜8割引)が可能となります。

サイト上では割引クーポンの取引(1日1地域1取引)が提示されます。取引が成立するためには、決められた時間内に購入申込者が規定の人数に達する必要があります。購入申込者が規定の人数集まらなければ申し込み自体が無かったことになります

まあツボはここだよね。
割引クーポンが「一定の申し込み者があれば成立、無ければ不成立」というしばりによって数量を保障できる。その分安くできるし、すでに申し込んだ人が口コミなどで勧誘をしていく。
いいアイデアですが、このアイデア自体を独占はできないからそりゃ競争は激しくなるよね。グルーポンが08年11月に生まれて、世界的企業になるまで2年ですよ(笑)、まねっこ企業もそりゃ乱立するわ。

んで
■早くもクーポンビジネスがバブル崩壊(ただし国内)
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/11/post-3b5c.html

だって。
でもバブルが崩壊しても、この企業形態自体は残るのも間違いないから、適宜利用していこう。


上リンク先のコメント欄も面白い。

ソーシャルクーポンの外側でもクーポンの影響で年末宴会相場が破壊的な状態になっていて大変な騒ぎです。クーポン価格が宴会価格の「通常価格」となってしまいました。これに合わせない限り、集客できない。採算割れでもキャッシュフローだけで回っているような店がぼこぼこ現れ、来年2月くらいの外食産業は悲惨なことになっているでしょう。ということでクーポンやっていないところまでクーポン出したところ並みにひぃひぃ言ってる状態です。

Posted by: どれどれ |