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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「格闘技記者・高島学と阪神大震災」。彼の文章の中でも有数の傑作がここにある

【Fight&Lifeコラム】Jan. 17th 1995/高島学
http://www.fnlweb.com/column/2010/01/fightlifejan_17th_1995.php

氏の語りに関西訛りがあることはTV解説などでも感じ取れるが、神戸生まれで、また阪神大震災とこういった関わりがあったとは全く知らなかった。
正確に言うと、氏は阪神大震災を経験していないし、被災もしていない。それも本当にタッチの差でだ。
だが・・・というか、だからこそ受ける衝撃やダメージというものもある。
また、それを機会に「生はいつ終わるかわからない」「悔いなく今を生きているか」
といった考えに至ることもある。

『~したかった』という後悔は、後悔じゃない。
『~しなければ良かった』というのが、後悔だと思っている。
だから海外へ行き、東京に来た。

とはいえ格闘技(格闘競技)専門誌「ファイト&ライフ」のコラムに、まるまる震災の回想のコラムが載るのは異質で異例といえる。
だもので、ちょっとNHBニュースのリンク先とか、スポナビTB先のウケを考えて、メジャー系格闘技団体の話題が多いこのトップ記事で紹介させてもらおうと思った。異質には異質でかえすのである(笑)。

kamipro編集部がポッドキャストで「雑誌は続きます」と明言&ゴン格を批判

雑誌がつづくのはめでたい。
だが・・・ http://www.kamipro.com/podcast/
経由
http://www.kamipro.com/podcast/mp3/1264560081.mp3
なぜ人々はこうも憎しみあうのだろうか。お互いを愛せないのだろうか。


答え:「ポッドキャストは性質上聞く人が限定されるのに、わざわざ内容の要約をテキスト化するようなやつがいるからじゃね?」


そうですか。
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/51998134.html


 

DREAMが記者会見するとき、最初に「つぶやく」のはどこの誰でしょう?

本日、DREAMは沈黙をやぶり、ついに公表した。 「次回大会は3月」。以上。


ということで、今回は記者会見がなかったっぽいが、さすがにこのあとしばらくしたらDREAMの記者会見があるだろう。
間に合ったので、書いておくと、最近大臣とか、幹事長とか、最高実力者とかの会見のときに複数のフリージャーナリストを中心に、twitterに書き込める機器を持ち込んで実況中継する(tsudaる)試みが始まっている。



んじゃあ、それが格闘技団体の記者会見のときにだれかやらないかなと。
Dynamite!の時はK-1クマあたりがやってたっけ。なかなかイライラさせられた。


現在、そういう団体の記者会見に出そうな団体や雑誌媒体、そしてフリー記者で、twitterを持っている、やっているという人は・・・えーとXXX人は確認できる。そういう人が、DREAMとかSRCの会見の場でtsudaったらおもしろかろうね。
なんか、最初にやった人は既得権益っぽくなるし、評判や知名度あがるし。



これも言いっぱなしです。

スカパーTVが「格闘技の3D放送中継」を公式アナウンス

http://sadironman.seesaa.net/article/139544336.html
によると
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20407513,00.htm
さあ はじまるざますよ。
アメリカでの3D放送はたぶんまだ本格的には動いてない。せめてこれぐらいは、かつての技術大国・格闘技大国の最後の光芒として、世界初といきたいなー。

「興行で大きな借金をかかえた小規模団体を再建できるか?」というシチュエーションの小説があるらしい

左のアンテナで浮上していた山本弘氏のブログを読んだら。
http://hirorin.otaden.jp/e82346.html

新春早々に買ったのが、有川浩シアター!』(メディアワークス文庫)。これを読んで考えさせられた。
 小劇団シアターフラッグの主宰をやっている春川巧(脚本の才能はあるけど実務的なスキルは壊滅状態)が300万円の借金を抱えてしまい、劇団は解散の危機に陥る。泣きつかれた兄の司(芝居のことはさっぱり分からないけど実務の才能は天才的)が、300万円を肩代わりし、劇団の再建に乗り出す……というストーリー。(略)
・・・この『シアター!』も、無駄な部分が徹底的に削ぎ落とされ、最初から最後まで面白い場面、面白いやりとりの連続。テンションが落ちる間がないのだ。

・・・(略)・・・登場人物の思惑の交錯が見事である。Aという人物はBから見るとこうで、そのAとBの関係をCから見るとこうで、でもAがこういうことを言うからCはこうせざるを得なくて……といった複数の視点からの描きわけが実に上手いのだ。
 この小説の中に、こんなくだりがある。

 どんなジャンルであっても、客層を広げる可能性を持っているのは玄人好みの商品ではない。素人がカジュアルに楽しめる商品だ。カジュアルな商品こそそのジャンルの間口であって、それを軽んじる業界は廃れる。新規の客を弾くからだ。

とまあ、こういう引用・紹介をしたのは、当然ながら・・・
格闘技やプロレスのミニ?団体の運営者から「また黒魔術かよ」「競技性はどこへ行った」と集中砲火をあびるメジャー団体のトップまで、そちらの業界の人が共感して読めるかも、と思ったからだい(笑)。
しかしジェール・ベルヌの「月世界探検」を紹介した文章もそうだが、山本弘はストーリーの紹介が小林信彦ばりにうまいな。
ぼくも面白い本のあらすじを、ひたすら面白く紹介するのが実は一番やりたいジャンルなのだが。

(※上の「山本弘の、ヴェルヌの古典の紹介ぶりがうまい」というのはいちど紹介しています)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050126#p3
19世紀浪漫−−山本弘、古典SFを紹介す

この本

トンデモ本?違う、SFだ!

トンデモ本?違う、SFだ!

ま、そもそも日本だと「ミニ劇団」の運営と、プロレスや格闘技のミニ団体、中小ジムの運営ってすごく似ている気はするんだよね。当たり前か(性質上、プロレスのほうがより劇団よりだが)。
3百万の借金というのは、DREAM規模に換算すると・・・ZST規模に換算すると・・・


でさ、ここでわし「有川浩」という作家のあれこれについてざっくり知りたいのだが、はいコメント欄にてよろしくお願いします。
(※べつに「某出版関係者」を名指ししているわけではないが)
こいつおもろいの?有名なの?

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

その下の、柴野拓美氏追悼「この人がいたからファンジン、コミケ、コスプレは今の形になった」

http://hirorin.otaden.jp/e81385.html
どんなカルチャー運動でも、サブカルチャー運動でも、黎明期をささえた巨人はいる。そうか「日本コスプレ史」というものだってあるのだ。それこそだれかが、日曜民俗学としてまとめてほしいもの。

ゲーム「DIPLOMACY」情報

ディプロマシーという、面白いゲームがあるという情報だけは知りつつ、どんなものだろう?と思っていた・・・という話を依然書いたことがあるが
http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/
運営者のtwitter
ディプロマシーMOEまたやりたい」とのくだりがあった。おもしろいらしい。
http://twitter.com/zyesuta


検索した。このゲームの概要は。
http://www.boardwalk.co.jp/iogm/pdffile/diplomacy.pdf

あとでじっくり読んで調べましょう。
※過去に書いたディプロマシー関連のエントリ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081025#p5
■駆け引き・陰謀・戦略・裏切りのゲーム化は可能か?伊集院光DVDから(てれびのスキマより・その2)