http://www.uesugitakashi.com/archives/51614932.html
2009年03月06日
【おしらせ】 「無期限休刊宣言」 東京脱力新聞2.0 【5周年】
「東京脱力新聞」、本日をもって無期限休刊といたします。
長きにわたって、ご愛読ありがとうございました。
みなさまのご支援、励ましに改めて感謝申し上げます。
今後は、ブログ本体を残し、一部機能だけを存続させます。
みなさん、お元気で。
さようなら。
これまで「テレビ出演を減らして取材時間に充てる」という話はしていたがブログの”休刊”は突然すぎる展開だったのでみなびっくり。
コメント欄に私はこう書いた
34. Posted by gryphon 2009年03月08日 00:45
本来ならばブログを始めるも止めるのも本人の自由なのですが、
状況・立場・体調は違うとはいえ安倍・福田両首相を「無責任に政権を投げ出した」と批判していた人が突然ブログの”休刊宣言”ではちょっとそのへんの整合性がねぇ。
それに、数個下のエントリーでも分かるように安倍事務所から、上杉さんの記事の事実関係について間違いだとの主張・抗議が出された直後なので、こういう形での休刊では「その抗議と、このブログ休刊は関係している(反論できない)」んじゃ?と思われても仕方ないのではないでしょうか。
(略)
厳しい表現と受け取られるとしたら恐縮ですが、このままでは「休刊」ではなく「ブログ投げ出し」という言い方で揶揄されても仕方ないですよ。
安倍事務所との紛争に関しては、安倍氏の病気と絡めて数日前にエントリを作ったね。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090228#p7
あそこからの流れだが、その後に知った話だと安倍事務所はHPを使って証拠写真まであげて反論している。
http://www3.s-abe.or.jp/
なんか、安倍晋三は対メディアとの勝負となると無闇に結果を出しているな。
しかしそれが首相としての指導力には結びつかなかった(むしろ逆効果?)、というのは皮肉なもんだ。
上杉氏の著書より
……的外れな批判が激しくなってきた頃、防衛手段として「ブログ」というものを開設することを思いつき、すぐに実践した(略)。ブログは自己防衛のためだけではなく、その後の筆者の多くの仕事に寄与している。(「ジャーナリズム崩壊」幻冬舎新書51p)
つまり、今回のために開設したようなものだ。まずますこの時期、このタイミングでの”休刊”はわけが分からん。