INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大会後も見事「ズンドコ」展開!青木カルバン裁定未決定で一週間


イキな映像と 音声で
煽ってくれた 人よりも


今週で裁定 決めたいと
言ってた ササヤンが 頼られぬ

トコ ズンドコ ズンドコ

音楽
http://www.biwa.ne.jp/~kebuta/MIDI/MIDI-htm/ZundokoBushi.htm

「ズンドコ節」について
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080308#p5


ま、一言でいうならばだ、できないことをさもどうどうというなっちゅーの、と。一寸先はハプニングだと、ムフフフ。
もひとつ恒例のネタをば。

そして、もーあれだ、改名しなさいこのように。

「DREAM」あらため「PRIDEゲノム」
しかし冗談は置くとして、基本的には決まらないのがおかしいよね。
あの場所では、ばたばたと忙しくて正式な裁定は出せません、とりあえずの仮裁定です、というのはごもっともですよ。納得しますよ。
でも、その後はめちゃくちゃ単純化して言えば、審判団集まる。ビデオ見直す。
当たった当てた場所は反則部位ってことでいいのか、
それが故意か過失か、
悪質と見なすべきかを
みんなで議論すればいいんじゃないか?
まあ、それも確かに簡単ではないけどさ、でもこんなに長引くと、その議論て、ルール問題のほかに「大人の事情」も交えて計算しているから長引いてしまってるんじゃないか…などと邪推してしまいますよ。
もしそうでなく、純粋にルールを協議するだけでこれぐらいかかるんなら、ササヤンのこの前の一言(今週中に決めたい)は実に不用意だったってことになる。

kamipro編集長「島田裕二は格闘技のレフェリー失格!」と批判(意訳)

いや、意訳ですけど、この訳には自信がありますよ(笑)。
何の話かというと、kamiproハンド掲載の若林太郎インタビュー。
マチュア大会と安全性の配慮、についてジャン斉藤編集長が聞き手となり、大変面白い考察がなされている(内容についても後で書こう。ひょっとしたら本誌にも転載されるかも)のだが、リングス社員時代に前田日明の薫陶を受けて(?)かならずインタビューでひとつぐらいは物議をかもす批判をする太郎氏はこんなことを言っていた。

若林  MMAでも「試合はレフェリーが作る」とか言ってる人いるじゃないですか(笑)。そういう発言を聞くと、よく言えるよなって思いますよ。「それはプロレスだろう、おまえ」って話ですよ。


−−(聞き手のジャン斉藤氏)まあ、そうですね(笑)


これを私が意訳したのが、表題の「島田裕二はレフェリー失格」なのだが(笑)、文句あるかよあるはずないっ(植木等調)。しかしkamiproの編集長が、この若林氏の言葉に同調、賛同するとは思わなかった。読んでいて、「いやー、お言葉ですがああいうレフェリングこそ必要だと思いますよ」とか「ちょっと賛成しかねますが」となると思ったから、PRIDEやDREAMを基本的に応援している同誌でも、島田レフェリングへの批判ってあったんだな。
まあ、彼がDREAMから切られてもなァ、べつにこっちも惜しくないよな。むしろ旧K-1と旧DSEの仲が少し良くなるかもしれないし(笑)、島田二等兵はハッスルで見られるだろうし。


ところでkamiproは、こういう面白い若林インタビューのほんの抜粋、サワリだけkamiproサイトに載せて「興味あるひとは携帯サイトの契約も!」とやるといいんじゃないだろうか。

競技の安全性には終わりなし−投げの危険について

上のkamiproハンドと、最新号のGONKAKUをつなげてみましょうか。
若林氏はこのインタビューで気になることを言っている。
「長年アマの試合を見てきて最近思うのは、打撃よりも投げのほうが怖いなということなんですよ。(略)投げ…というよりも頭から落ちることです。受け身を取れずに首、つまり頚椎をやってしまうのが一番怖いんです。これを防ぐためのルールが柔道にある。…技をかけるときに自分で頭から突っ込むと、かけた選手が反則負けになるんですよ。(略)修斗ではグラップリングの試合で、投げを失敗し頭から床に突っ込んで頚椎脱臼骨折の大怪我をした例がありました。」


うーむ。柔道とかグラップリングだとさ、学校の授業でもやっているぐらいなんで、安全性にはかなり過信というか過剰に安心してしまい、俺も含めてそれこそお遊びのようにやったりしている。町道場とか体育館でも、一人の経験者で10人20人の子どもを指導してたりするものな。
まあ基本的に安全性はMMAやキックボクシングよりは高いとは思うけど、「投げ」も一歩間違ったら大怪我に繋がる、という注意と危機意識は持ってないといかんね。

投げは角度によって、意識的にもデンジャラスなものにできる…というのははったりの意味も込めたんだろうか、「帯をギュッとね!」の第一話にも登場しているし、最近の木多康昭喧嘩商売」にも、卑怯を極めた元柔道メダリストというキャラクターが空手家に披露して、「これが一撃必殺だよ。空手が一撃だなんて聞いてるほうが恥ずかしいからやめてくれ」と言ったりしている。


※余談だが、私は今まで意識的に「喧嘩商売」を語ることを避けてきた。

喧嘩商売(9) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩商売(9) (ヤンマガKCスペシャル)

個々のエピソード、特にそれぞれの強さを個性的に肉付けするキャラクター造形と、「これがこうしてこうなったから、ここで彼が勝ち、相手が負けた」という”理屈付け””戦略性”は梶原一騎荒木飛呂彦の系譜に実はちゃんと連なっている(パロディを描き続けたら、実際にもできるようになったんだろうな(笑))、質の高い「部分もある」とは思うが、アレは朝青龍的に「品格不足」ハナハダしいので、格闘技漫画の歴史ではとりあえず番外と位置づけたい。PRIDEやUFCではなく「THE OUTSIDER」ですね(笑)。


んで、GONKAKUにつながる。

まあ繋がるも何も、修斗の話だからつながって当然なんだけどね。71pのコラムでは、3月の修斗新宿大会で、バスター(スラム)によるKOが2試合もあったことから、この技の危険性に関して考察している。ここでも柔道の例を元に、今までこの問題では中心的な話題だった、三角締め脱出のパワーボム的な技(ランペイジVSアローナが典型)ではなく、前頭部から突っ込ませるようなやり方の危なさが指摘された。

そして、ひとつの案としてアマ修斗が今年6月から、こういうふうな投げ方を禁止するようになった、という例を紹介する。(「こういうふう」を文章でルールにするとまた難しいんだ。)その代わりに、持ち上げた時にポイントを入れる「リフトポイント」をつくるという。

うーんなるほど、ゲーム的になるようでいて「持ち上げました。これが路上だったらコンクリートに叩きつけます」てな、そういう考え方もできるわな。柔道は下からの仕掛けを持ち上げただけで技を「解けた」となって、見てると不満なこともあるけど、これはこれで合理的かも。

「極東ブログ」に便乗し、奇士「高橋洋一」インタビュー記事を再紹介する

■[書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/03/post_b799.html


当代きってのαブロガーが

…後代の歴史家が現代の日本を振り返ったとき真っ先に参照される一級の史料となるだろう。そのくらいに貴重な証言資料でもある。 およそ読書人なら必読と思われる…

とまで絶賛している。
私は彼の名前をまったく知らなかったが、昨年秋に諸君!に20ページものロングインタビューが掲載され、それを読んであまりに面白さに紹介したことがある。
まったく当時は話題にならなかったが、悔しいので極東ブログに便乗してこれを再掲載してしまおう(笑)

以下再掲載。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20071130#p3

■小泉・竹中構造改革の「現場指揮官」語る(諸君!12月号より)
まったく愚かな話ではあるが、今月前半にこのインタビュー記事を読んで「むちゃくちゃ面白い!紹介せねば!」とずっとパソコンの前に置いていたのだが、どうもそのまま忙しさに紛れて書けなかった。
そしたら本日は11月30日、このブログを読んだ人のだれかが本屋に行ってページをめくろうと思っても次の12月1日にはもう諸君!は次号が出ているんだよ。
まことに申し訳ないが、今日の間に書店をのぞくか、またはたいていこの雑誌は図書館にもあるからそこで読んで欲しい。

それは元内閣参事官高橋洋一氏のインタビューだ。

高橋氏というのはこの記事によると大蔵官僚から竹中平蔵の補佐官、内閣参事官となった人で構造改革の中で、いわば実際の戦地で砲煙弾雨の中、軍団の指揮を取ったような人なのである。
大所高所から、構造改革の罪、または功を語る記事や主張は多いが、現場の中でどんな議論があり、どんな攻防があったのかを知る機会はめったに無いから興味は尽きない。


特に自分が注目したのは、高橋氏が猪瀬直樹の知恵袋となって、道路公団民営化に関わった経緯だ。猪瀬の道路改革論・・・「日本国の研究」から続く一連の著作・・・は、自分にとっては官僚が都合の悪いことを、ある”トリック”を元に隠したりミスリードしたりする(全くの嘘データは出せないというルールもある)。それを民営推進側が見破っていく、という「上質のミステリー」として楽しんだ。
その、「トリック」と「暴く筋道」を実務的に見立てたのは、実は高橋氏だったというのだ。

たとえば道路公団は「債務超過」か「資産超過」かという、正反対の議論がなされた。
そこで高橋氏は「少なく見積もっても2,3兆円の資産超過です」と結論した。それはどういう計算に基づくもので、債務超過説の計算とどう違っていたのか? それは実際に読んで欲しい。けっこう単純だが、効果的なトリックだ。

また、これとは別に

国交省が錦の御旗にしていた5000本もある路線ごとの需要予測の方程式の誤りを指摘したときは、「どうして猪瀬さんが、道路需要のモデル式なんか知ってるの?」と不思議がっていたみたい(笑)。あとになって私が手伝っていると気付いたみたいですけど。

とも回想している。猪瀬はいばりんぼだから黙ってたのかもしれんが(笑)、こういう人を見つけて交流し、協力を仰いだこと自体がすごいんだよな。

この後もなんだかんだ、デフレ解消論や郵政民営化闘争が続き、また財務省が本当に怒ったのは「財政融資資金特別会計から一般会計に拠出する」という話だったんだという。何のことかよく分からんが。

最終的に高橋氏を、某財務省高官は名指しで

「高橋は三回殺しても殺し足りない」

と罵倒したという。いや、かっこいい台詞だなあ。あとで何かに使いたいや俺も。
そしてこれは、実は言われた高橋氏にとってもさらにかっこいいというか、財務省高官からここまで言われたというのは皮肉抜きで”勲章”だと思う。
そして、安倍政権の挫折で、高橋氏は官の世界にも当然戻れず、去っていくことになる。
面白いことに、実は彼は数学畑から経済学、財務省の世界に入ってきた人でアメリカ留学経験の長い、異色官僚だったらしい。面白いときに、歴史は面白い人を得たものだ。


もちろん、これは高橋氏という人をまるっきり知らなかった素人が、インタビューを読んで「おお高橋おもしれーな」と無責任に感心しただけ。「殺し足りない」とまで批判する側には、高橋氏がけしからんというロジック、反論があるのだろう。それなら、それをぜひ読んでみたいので出てきやがれ、だ。
インフレ論にしてもその通り。

なんと、このインタビューは20ページものスペースをとって掲載されている。

諸君 ! 2007年 12月号 [雑誌]

諸君 ! 2007年 12月号 [雑誌]

そんで

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

という本が出た今、この前のエントリーの最後に書いたように「いや、高橋の進めた政策はコレコレが間違っているんだ」という反論が財務省側からも、別の角度の反構造改革派からも出てきてほしい。
あ、あらかじめ断っておくと佐高信はやらんでいい。私もムリなことをやれとは言わんよ。

本日ロフトプラスワンでこういう催しやるらしいよ

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

本日の公演 2008年3月25日
【夜イベント】
オタク大賞R」〜おたくはつらいよ〜
2001年から始まった日本オタク大賞が装いも新たに新ステージへ!……いや、そんなに変わってませんから。今回のコンセプトはオタク版「ブロードキャスター」。激動のオタクシーンの最先端をホットにスピーディーにお伝えする、なんてことはなく、あくまでもゆるめに、冗談で、適当にやっていく不定期イベントです。なまあたたかく見守って下さい。
【出演】志田英邦、鶴岡法斎東海村原八 【司会】藤津亮太  【Guest】切通理作、他
Open:18:00/Start:19:00
¥2000(飲食別)
前売はロフトプラスワン店頭にて3/7の17:00〜発売

ノイタミナで「墓場の鬼太郎」が歴代最高視聴率とか

どこかの新聞(東京新聞?)で読んだので明確なソースはありません。違ってたらすまないが、最高かどうかはともかく好成績だったことは間違いないようですね。
私は他人事ながら、アニメ化話をきいて「そりゃ無謀だろう」と思ってましたから俺の負けです。

ノイタミナ」については、ここのコメント欄で一から教えられた。
1・今、深夜に放送しているアニメーションは視聴率はどうでもよく?、その後にDVDを売って儲け、制作費を回収する。
2・だがノイタミナは、その逆に(DVDも売るが)ちゃんと視聴率を取り、スポンサーを付けて広告料を取ることを目指す。


「墓場」の次に何を放送するかは知らないけど、敢えて調べずに、関係者になったつもりで、何がノイタミナにふさわしいか考えてみよう。
よつばと!
誰もが考えるだろうなこりゃ。スポンサーもイメージ的にいいだろうし。もうオファー来てるっぽい。
オフィス北極星
個人的な興味もあるが、今は12話ぐらいで終わらせなきゃいかんのだろ?長さがちょうど良さそうな
団地ともお
これもスポンサーはつきそう。でもインパクト無いか
ホーリーランド
ドラマ化は既にされたが、「のだめ」だってドラマとアニメの競作だ。
■空手小公子 小日向海流
どこのエピソードを切り取るかは難しいが。
鈴木先生
ちょっとあの心理描写は漫画以外じゃムリか?
辺境警備
以前、これについてのエントリは書いたので検索してみてください
寄生獣
権利はハリウッドに行ってるとかなんとかの噂もあるが。
きりひと賛歌
墓場鬼太郎が受けるなら、これもどーだ
藤子・F・不二雄のSF短編セレクション
12本傑作を選べばいいんだろ?造作もない。いや多すぎて困るわ
川原泉の短編セレクション
…でもいいし、「笑う大天使」でもいいか。
モリのアサガオ
いやー、傑作ですよ。テーマが死刑制度というのが難点だが。
■GS美神 極楽大作戦
一度確かアニメになっていたはず(見てない)だけど、たぶんまだ未使用のエピソードあると思う
スラムダンク
同上。
おおきく振りかぶって
同上。
もやしもん
同上・・・・って、途中まででくいちらかしちゃうパターンって多いんだなあ!
「ちゃんと原作の続きを作りますシリーズ」だけで別のシリーズ作れるんじゃないか?
仮面ライダーSPIRITS
いっそアニメーションでやってしまうという荒業。
■燃えよ・吼えろペン
業界的問題はクリアするように。
課長バカ一代
ビジネス戦士向けに(違う違う)
ヴィンランド・サガ
本当は原作でもひとつのめどがついてくれればいいんだけど。
バオー来訪者
某ジョシュが喜ぶから(笑)
帯をギュッとね!&柔道部物語
両者とも、どこからどこまでを描くかが難しいけどな。


わあ、大人の事情も業界の事情もわからんからテキトーに並べてしまった感あり。
俺は漫画に詳しいが、それがアニメのほうに入るととたんに知らんのよ(聞いても、果ては一度書いても忘れることが多い(笑))

【付記】ウィキペディアにはもう、今後の作品情報まで載っていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%8A
はーん、次はこれか。そしてその次も渋いコースをついてきたな。

なんと本日深夜が「すべらない話」だった

人志松本のすべらない話 
「遂に待望の第13弾開催今夜は絶対見逃せない実力者集結!爆笑実話が大連発!女芸人初参戦!青木さやか&くりぃむ有田」

3月25日(火) 24:35〜25:35 フジテレビ  
松本人志, 千原ジュニア, 宮川大輔, 青木さやか, アキ, 有田哲平, 木下隆行, 小籔千豊

※人名をクリックすると、その人の出演番組を検索できます。

今回この「公開処刑の場」に参戦するのが、おおわれらが有田総統ではありませんか。
プロレスファンがついているぞ


【メモ】竹内出とDREAM