INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

暗躍するもの、暴くもの・・・今井賢一氏の動きを高須基一朗氏が報じる

http://blog.bodymaker.jp/user/takasu/002/4658.html

久々にブログで大きなスクープが出ました。
なるほど代理人はこうやって選手の値を吊り上げるのか。しかし、一にも二にも、その選手がああいう形で敗れてしまってはな。まずはミルコ・クロコップの万全な復帰をサポートすることに全力を挙げてほしいけど。


んで、「門前払い」を「有意義な話し合い」と言えてしまう、こういう人が時たま暗躍しないと面白くはならない。また、

このネタを書けば、もちろんミルコ陣営とトラブルになりかねないが、関係者各位含め、勘違いをしないように真実をブログに書く。

と、それが漏れないと面白くないな。
しかし、ジョシュ・バーネットはジョシュで別の情報ネットワークがあるからよかったが、普通に騙されて行動する人もいるんでしょうな。

佐高信氏批判。香山リカと馬鹿の共演

最初に来た方へ。この佐高批判シリーズをまとめて読むには

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2a%5b%ba%b4%b9%e2%bf%ae%5d


佐高信ネタも書くのをサボっているうちに、どんどこ溜まってますですが。彼もこっちの都合を考えて、トンデモ発言を抑えてくれればいいのにさ。まあ、こっちも古いのを発掘したりしてるから(笑)。

今回取り上げるのは初版が昨年7月1日付になっている

http://d.hatena.ne.jp/peace823honey/20060627/1151418915
とかでも紹介されていますね。


香山リカ佐高信。スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディのタッグを思わせます(笑)。トンデモ+トンデモが1+1ではなく3にも4にも。

ま、いってみましょう。

「佐高 香山さんは『通販生活』のCMに出ていますよね」
「香山 ええ、社員総会のメッセージもやりました」

おーーい。猪瀬直樹にお前、なんと言ってた?タレント文化人100人斬り(教養文庫)のP133を読み直しましょうよ、ご本人が。
これですこれ。

タレント文化人100人斬り (現代教養文庫)

タレント文化人100人斬り (現代教養文庫)

これは絶版になったかな。今は増補版でこっちか?

タレント文化人150人斬り

タレント文化人150人斬り

コートか何かのコマーシャルに出て、自己を商品化した人間がこう言うのは、まさに天に唾する行為だろう。猪瀬がここまで無自覚であるとは思わなかった。これを鈍感といわずして何と言うか。
「芸は売っても身は売らぬ」というのがプライドのある芸者の心意気だった。売る芸のない芸者が身を売るということである。コマーシャルなどに出て己の身をさらすというのは、私にとってはまさに「身を売る」こととしか思えないが、猪瀬は自分には売る芸がないことを悟ったから、せめてもと身を売ったのか。

私のところにも、コマーシャルに出てくれという申し込みはある。しかし、私にはまだ売る芸があると思っているから、断っている。というより、恥ずかしくて身は売れないといことである。
それにしても、ここは不思議でしょうがないのだが、猪瀬は自分の身が売り物になると思ってコマーシャルに出たのだろうか

断じて佐高氏、一行「CMに出ていますよね」の一言で終わらせていいもんじゃないだろ。
ここから丁々発止になるのならまだしもだ。
前々から「CMとかを問題視してたら、自分の陣営にも文句を言わなきゃいけなくなるのに、大丈夫かね?」
と思ってたし、その実例もあるのだが、ここまであからさまに無視するとは予想の外だった(笑)。
姜尚中も2年ほど前かな、日経新聞の紳士服の広告記事に出ていたし、その前のこれについてもだ。
再録しよう。

佐高氏が猪瀬氏を批判するネタとして、「言論人のくせにCMに出演している。それは芸を売らずに、身を売っているようなものではないか」というのがある。私は3つか4つくらいの雑誌で読んだことがある(笑)。
これが「猪瀬氏の演技はヘタだ」というのなら、あまり反論しにくいのだが(笑)、あの「低タールなのに美味しい」は……、いやいやそうじゃないんだよな、CMに出ること自体が問題なんだよな。


さて皆さん、一昔前のこんなCMを覚えておいででしょうか。

”太陽の下、防波堤で麦わら帽子の男が釣りに熱中。成果に満足したか、男は笑顔でビールを飲み干す。すると後ろから忍び寄ったのら猫が、まんまと魚を咥え逃げてゆく・・・”
あるいは
”「♪凄い男が いたもんだ 川でばったり出会ったら ワニが御免と 涙ぐむ・・」という軽快な歌と共に男がビールを立ち飲みする”

といったCMです。で、実はこれサントリービールのCM、そして出演者は誰あろう、作家兼怪しい探検隊隊長のシーナさんな訳だ。私は彼の顔をこれで覚えたから、間違い無い。

さて、そのシーナ先生と佐高先生といえば…。おお、あの良心的大雑誌「週刊金曜日」の編集委員として何度も顔を合わせ、あまつさえサンサーラでにこやかに対談しているではないか。
へえ、そうすると佐高さんは腹の中で”ケッ、金のために身を売った野郎が”と思いながらいっしょに週刊金曜日に関わっているんだろうな。
でも椎名氏との対談でそんなこと、ヒトコトでもいったかなぁ・・・?そのように相手を選ぶ「激辛」とはこれいかに?

おまけに、椎名氏と同じくサントリーCMに出演した開高健への批判では、サントリーの企業姿勢に対する批判も絡め、「そんな会社だからこそ、そこのCMに出演するのは余計悪い」と言った調子で論難していた筈(佐高氏の初期の文)。まあいいや、来月くらいに「筆刀両断」で椎名氏を切ることを期待しませう。

ダブスタ問題では
「テロルの決算」と「狼煙を見よ」問題、
渡部と井上ひさし(公の主張と家庭での姿)問題、
艶聞と安岡問題、老害と「財界の鞍馬天狗」問題、
住井すゑ長谷川慶太郎問題
などありすぎて困るなあ。まあ、おいおい。

月日はながれ、佐高氏は一編集委員ではなく「週刊金曜日」社長となったのでした。椎名誠へのヒットーリョーダンはまだ無し。


「チルドレンな日本」のネタってまだ沢山あるな。これ一冊で100ツッコミぐらいしなきゃいけない。


もひとつおまけしとこう。18〜19P

以前、宮崎哲弥さんと宮台真司さんが、私と斎藤貴男さんのことをある雑誌で批判していて、私のことを「左翼のダッチワイフだ」という言い方をしていたんです。もちろんそれは軽いノリで発言したのでしょうが、ふたりとも知り合いだし、さすがに私なりに傷つきました。(略)ちょうどほかの雑誌で宮台さんと対談して、ゲラが出えてきたところだったので「このように発言されて、このままこの対談を載せるのに抵抗があるから、やめにしたいんです」と言ったんです。そうしたら、宮台さんはこのまま進めたいと・・・


ふーん。100人斬り83-85Pにおける宮崎緑批判。
「ダッチワイフ顔」←注目!!

おまけするなら

「オナペットならぬ爺ペット」
「カマトト女を、日本のドスケベ財界人がヨダレを流してかわいがっている」

160-161P 大宅映子批判
「図体がでかいだけの彼女」
「大女総身のどこにもチエがない」
「愚鈍の大女」

確かに大宅女史は高身長だが、なんでこんなに身長にこだわるのだろうか?


で、香山リカさんは佐高信の本を読んでいないことがよく分かった。
彼女には、こういうことを書く人の評価と、精神分析のほうもお願いしたい(笑)。別にあなたには、医学的な厳密さを求めているわけではない(爆笑)。ボーイズはボーイズ。(一部の人以外は意味不明)

【予告】佐高信土井たか子の対談本・・・。またもやダブルスタンダード炸裂

本国ではパレード、日本では抗議行動・・・

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070425ig90.htm
読売新聞の社説。

2児拉致 朝鮮総連幹部の聴取は必要だ(4月26日付・読売社説)
 一連の拉致に、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)はどれだけ深くかかわったのか。その追及なしには、事件の構図に迫ることはできない。

 北海道出身の渡辺秀子さんの2児が拉致された事件で、警視庁は朝鮮総連徐萬述議長ら最高幹部3人から参考人として事情聴取するため、書面で出頭を求めた。

 拉致事件で警察当局が朝鮮総連トップに出頭要請したのは、初めてである。聴取に応じるかどうか不明だが、拒否するなら、かえって疑惑は深まるだけだ。

 2児は1974年、福井県小浜市の海岸から工作船で拉致されたとみられている。その捜査の過程で、事件と朝鮮総連を結ぶ重要事実が浮かんでいた。

2児は1974年、福井県小浜市の海岸から工作船で拉致されたとみられている。その捜査の過程で、事件と朝鮮総連を結ぶ重要事実が浮かんでいた。

 実行グループの工作員が所属していた東京・品川区の貿易会社「ユニバース・トレイディング」は、朝鮮総連で実権を握っていた当時の第1副議長が設立した会社だった。指揮役の女は同社の役員をしており、会社そのものが北朝鮮の工作機関の顔も持っていた。

 警視庁は、朝鮮総連傘下の在日本朝鮮留学生同盟中央本部の役割にも注目している。工作員となる在日朝鮮人の学生を選別し、供給する機関だった疑いが・・・・・・・・・


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070425ic04.htm

総連傘下団体の捜索、抗議行動で現場騒然…1人逮捕

 捜索の対象となった、朝鮮総連傘下の在日本朝鮮留学生同盟中央本部など2団体が入る文京区白山の「朝鮮出版会館」には、25日午前8時過ぎ、警視庁公安部の捜査員約100人が捜索に入った。

 捜索が始まった直後から、建物周辺には総連関係者らが続々と集まり、約3時間後には150人以上に膨れ上がった。

 「不当な人権侵害」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げ、「帰れ、帰れ」と何度も声を張り上げ、入り口付近でバリケードを築く機動隊員らに激しい体当たりを繰り返すなどもみ合いに。このうちバリケードを突破して建物内に入ろうとした男(39)が公務執行妨害の現行犯で逮捕された。

(2007年4月25日13時44分 読売新聞)


同日に行われたパレードの軍隊などちっとも恐ろしくなく、貴重な燃料と人的資源を浪費(この前週刊朝日に「パレードするほうも大変なんだよお」という脱北者の手記が載っていた)してごくろーさん、てなもんだが、あの150人抗議はやはり脅威だ。この自由社会において、自発的に金正日朝鮮労働党政府を支持し、しかもアグレッシブ(婉曲表現)な方々が今なお、あんなに存在しているのは心配だ。
この場合、心配というのは彼らの未来に対しての心配も大きいのだが。

松本仁一氏が「カラシニコフ」で受賞

日経新聞

記者クラブ賞に松本氏と清水氏
 日本記者クラブ滝鼻卓雄理事長)は19日、2007年度の日本記者クラブ賞を朝日新聞編集委員松本仁一氏(64)と中日新聞東京本社(東京新聞論説委員清水美和氏(53)に贈ることを決めた。贈賞式は5月24日。

 松本氏は1968年に朝日新聞社に入社。中東総局長を経て93年から編集委員ソ連で開発された自動小銃カラシニコフ」の拡散に着目し、銃に支配・翻弄(ほんろう)されるアフリカや南米などの実態をとらえた長期企画が評価された。


カラシニコフ」は本が出た時にここでも紹介したが、最近多くの映画でテーマと成った「少年兵」「アフリカ(途上国)のしんどさ」を先取りしている良著。続編も連載されてたが、あれももう単行本になっているよな?

【補足】コメント欄
sander 『http://d.hatena.ne.jp/asin/4022501650
ほい、続編。』


松本仁一氏受賞記念で紹介。
http://www.jica.go.jp/jicapark/frontier/0509/01.html
アフリカ支援には国を飛び越して、「一族」や「コミュニティ」と直接取引せよ、というのは面白い、いい視点だ。
http://www.jica.go.jp/jicapark/frontier/0509/01.html

松本●アフリカではコミュニティの存在が強いし、信頼できる「大きさ」です。住民の関心が弱い国家レベルで援助をするのは失敗するケースが多い。コミュニティとの関係から始めることこそ、アフリカの開発事業を成功させる鍵だと考えます。(略)小さなコミュニティが多いアフリカでは、ODAという観点からは金額が小さくて手間がかかっても、コミュニティへの直接の働きかけのほうが効果があると思います。相手国指導者の歓心を買うことが目的のような「見返り期待のODA」の時代は終わったのです。

松本●ケニア駐在時代は現地のJICA事務所に行って、隊員の報告書をよく見せてもらいました。ある理数科隊員の報告書は深刻でした。クラスで一番優秀な女子生徒が学校に来なくなってしまった。心配して家庭訪問したら、彼女は売春婦になっていた。街道沿いの部落に住む少女の家には父親がおらず、母親が売春で生活を支えていた。その母親が病気になり、彼女が売春をせざるをえなくなったのです。・・・・
・・・こうした報告書をきっかけに記事にしたケースはいくつもあります。隊員の報告書を読めば、その国の底辺の人々の現状や地域の問題点が理解できます。そこから日本がどのような協力をすべきかもわかると思います。国が真剣にアフリカの将来を懸念しているなら、もっと隊員の報告書を活用すべきです