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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

「新九郎、奔る!」で伊豆侵攻作戦発動、仏壇と信仰(そういう家の子の話)、イケメンと選挙(魔界の議場)…スピリッツ最新号が面白かったので紹介

ここで紹介した作品の該当回そのものは最新回だから載っていないと思うけど、それぞれネットで遅れて掲載されているだろうから、興味あれば。
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「新九郎、奔る!」で、ついに伊豆獲り開戦。「戦争は、ダンドリだ」を地で行くが、まさにそこに『戦場の霧』が・・・・・・

新九郎、奔る!


この作品は20巻以上を費やして、草莽から一気に成り上がった風雲児・北条早雲という昭和的な伝説を「中央、京都周辺で武家官僚としてのノウハウ、丁寧さ、真面目さを身に着けた新九郎が、それを武器にして、その『官僚的システム』が未発達な関東へ浸透していく」という最新研究から生まれた想像に描き替えていった。


その集大成が、今回の描写で……昭和的な孔明、正成のような奇策機略でなく、本当に丁寧に
「戦争のダンドリ」をつけて、その上で戦争を有利に進める。

新九郎、奔る。

戦争はダンドリだ!
と、第六天魔王も言っている。

信長がいう、戦争はその前の準備段階で決まる ドリフターズ

だが!ダンドリエリートたる伊勢新九郎がどんなに準備に準備を重ねても、【絶対に】戦場では予測不可能なことが発生する。絶対に、だ。それを古人は「戦場の霧」と呼んだ・・・・・・
果たしてこの霧、晴れるや否や。

新九郎、奔る!
新九郎、奔る!


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あっ、んで、この前「この表情がすごい!」と書いた回が公開されているわ。

前の体制がきしんで、腐って、動かなくなった時、戦乱と「戦国時代」は、否応なく幕を開けざるを得なかった、のである。
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黒歴史がテーマの「ヨシダ檸檬ドロップス」

黒歴史がテーマの「ヨシダ檸檬ドロップス」


よく「青春時代に描いたポエムや漫画などの”黒歴史”」がネタになることがあって、たとえオカルト史でレジェンド的な人気連載だった某が、読み切り企画で初登場した時のオチ(霊の執着の原因)がこれだったりしたな。
だが、そのお馴染みのテーマをがっつり掘り下げてて面白かった。
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「魔界の議場」選挙運動に突入

まだ告示前だから厳密には選挙運動じゃないけど

魔界の議場 選挙運動に突入

以前から、この種の選挙漫画だと「とにかく泥臭く、旧来的に歩いて握手して…」というのと「いや政策を地道に訴えて……」が対立するし、最近はSNSを使うかどうか、みたいな話も関係してくる。
特に選挙では、画像のように、たとえば男性性や女性性を計算に入れて運動を行う……というのはジェンダーやなんかから見れば「正しくない」が、「実際にそうすると投票してくれる」という意味では『正しい』振る舞いだったりする。そのへんがどう描かれるか。実は主人公は引きこもりニートで、相手の目を見て話せないようなシャイだが「イケメンだった」ということが周囲の反応的にわかってくる。そうなると状況が変わる??(笑)

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これは前の回を知っている方がおもしろい。

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政治は怒りだ

これもこの記事で紹介した
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「そういう家の子の話」が仏壇を巡る挿話

そういう家の子の話

仏壇が必須アイテムで、ひとり暮らしを始める若者も購入し
一人前になったら100万とか200万円で買い替えるとか

そういう家の子の話

その前で勤行するとか、まあ想像力豊かなフィクションの話で、現実社会とは縁のない話のような気がするけど、
仮にそういうコミュニティ、集団があったとして、それと「一般世間」はどういう接点を持ち、どういうふうに折り合いをつけていくのか、というシミュレーションとしても読ませる。
これが勤行の代わりに、「一日5回、一定の方向へ向けて礼拝する」であっても、またそれ相応の摩擦や定着があるのだろうし。

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「さよならダイヤモンド」最終回

さよならダイヤモンド 最終回

単行本は全5集となる。おつかれさまでした。
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「よしあしと人をばいひて たれもみな わが心をや知らぬなるらん 」足利尊氏~逃げ上手の若君より。まもなく完結か……

よしあしと人をばいひて たれもみな わが心をや知らぬなるらん  逃げ上手の若君



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usa********さん

2011/9/11 17:40

1回答

足利尊氏の「よしあしと人をばいひて たれもみな わが心をや知らぬなるらん」という短歌の出典がわかる方、教えて下さい。
とても素敵な歌ですが、出典がわかりません(;_;)


coo********さん

2011/9/12 19:56(編集あり)

>「よしあしと人をばいひて ~
この歌は、貞和2年(1346年)閏9月北朝で開かれた『貞和百首』にて、尊氏が詠進した百首の内の一首です。この時の百首は「等持院殿(御)百首」の名でまとまって残っており、『続群書類従』や『新編国歌大観』で確認することが出来ます。
(少し大きな図書館なら置いてあるでしょう)




前も書いたけど、物語や本(特に歴史書)で詩や歌が引用される。芸術的な意味で「おっ、いい歌だな」と思うことも「歌の出来はともかく、歴史的な意味があるな」と思うときも、まずその場その時にメモしておくことだ。そうしないとすぐ忘れてしまう……というのが生活の知恵、経験則。


その成果が当ブログの「詩」カテゴリ。
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ともあれ、「逃げ上手の若君」、これまで少年漫画ではちょっと難しいと思われてたであろう歴史人物と時代を「業界のど真ん中」である少年ジャンプで取り上げて、アニメ化にまで至ったという偉業と、不気味なカリスマ性を持つヴィランとしての足利尊氏像を作っただけでも金字塔。


ある程度共通して、ある部分で大きく違う尊氏像を描いた作品も紹介

史上最も無能な征夷大将軍
やる気なし
使命感なし
執着なし
なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。
後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。
怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。

【メモ】奇面組の『コンビニ版』には、或る”おことわり”が長々と記述されていたという

コンビニ版
後で探してみるか……
あ、見つかった。同じかたのポストだ。飲酒・喫煙も書いているね。



おことわり文は世につれ、世はおことわり文につれ。


コンビニコミックか
奇面組おことわり コンビニ版

いま、コンビニ版以外でも新装版が出てたっけ?またもともとのコミックス版をそのまま電書にしたやつはどうなんだろう


はいからさんが通る」はこれ


ナニワ金融道全11円、放浪息子33円  手塚治虫電書(手塚プロ版)1巻99円が多数(11日のみ)

ナニワ金融道全19巻がすべて11円

自分が買ったときは77円だった。実に七分の一になった。


放浪息子」が全シリーズ33円

よくしらないけど話題作だという情報は聞く。

そして33円だから紹介しとく


人の「罪」が虫の形で見える少年、「ボーカロイド」の部活動…サンデー、ビッコミ系漫画で新連載をいくつか紹介

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わるいむし
六畳半
罪を犯せば「蟲」が付く――俊英が贈る異能力サスペンス!!

罪を犯した人に付く「蟲」が見える少年・操(みさき)。
軽い罪には小さな蟲、重い罪には大きな蟲――
蟲を通じてその人の犯した罪の重さがわかる操だったが、次第にルールに当てはまらない蟲が見え始め、同時に彼の身辺にも異変が…!?
青年漫画の登竜門「青年漫画賞」出身の俊英が送る、異能力サスペンス!!

わるいむし

藤子・F・不二雄漫画の短編、そのほかにもいろいろありましたね。

ある、超能力を主人公は得る。
多いのが、人には見えないXXXが可視化される、というやつ。未来の危険とか、悪霊とか、内心とか……
ただその能力は万能ではなく、むしろ、「それを知ってもどうにもならない」ことが多い、その中でどうする?というね。


ま、そんな話


ボーカロイド」をテーマにした漫画が開始(放課後、ボカ研で!)


最近、1話分のページを2つとか3つに分割して載せる形式が流行ってるのかな?

www.sunday-webry.com

ボカロ、ボーカロイドは「人工音声」とか言われてた時代からずっと追ってたけど、全然作れたり、どう作るのかもわからない。
もっと簡単になればやれるんだが、世間一般的には「今で十分簡単になった」と言われてるようだしな。


そしてこういうテーマを漫画化するときネックになるのが…と書こうとしたら、それは先に漫画でセルフ突っ込みされている。

放課後、ボカ研で!


でも、サンデー系文化部漫画なんだから、このボカ研が野球部と野球対決したり、学校全体でサバゲーをしたり、大みそかに「わんこ鍋」をやったりすれば十分人気も出るでしょう(究極超人あ~る脳)
期待、というか注意して経過観察したいところ。




おまけ 松江俊介の自伝漫画「吉祥寺少年!」より 「空気銃を改造してやる!」おじさん

これは新連載ではない

www.sunday-webry.com

吉祥寺少年!

もうひとつおまけ 「僕はそんなこと描いてないよ」(これ描いて死ね)36話

これ描いて死ね 僕はそんなこと描いてない
これ描いて死ね 

www.sunday-webry.com

寺沢大介先生が、自身の原画を売る譲渡会を開始。その理由を語る

寺沢大介
@anagono_oishii
いよいよ明日から開催ですがここでもう一度お気持ち表明しときます。原画を売ろうと思ったのはそもそも僕の死んだ後に遺族がその処理をどうするのかなと考えたことからです。自分でも処理に困るなら遺族はなおさらでしょう。捨てたり焼いたりするより欲しい人に買ってもらおうと思ったというわけです。
引用
ベアトラップギャラリー
@beartrap8833
·
1月8日
━━━━━━━━━
寺沢大介 画業40周年記念
売るぞー! 原画譲渡展
━━━━━━━━━

原画はそれぞれ一点ものです。経年劣化など、ご理解ご了承をお願いいたします。

また、ご購入方法は【展示原稿/ばら売り原稿/オークション出品原稿】で異なります。
あらかじめ注意事項をご確認ください。
午前10:50 · 2026年1月9日
·
17.5万
件の表示

寺沢大介
@anagono_oishii
·
1月9日
漫画図書館的なものに寄贈すればという意見もありましたが収蔵力の限られているところに僕なんかの原稿を入れるともっと重要な作品が収蔵されなくなる恐れもあるでしょう。これは自虐ではなくそこまで自分の作品が歴史的に重要だと思わないからです。もちろん自分のマンガは自分でも大好きですけどね。
寺沢大介
@anagono_oishii
·
1月9日
こうして譲渡会を開いてもらうことで改めて一所懸命製作していた当時のことを懐かしく、楽しく思い出せました。ピエール手塚先生に僕の酒品に対する思いを語ってもらったことも嬉しかったです。譲渡展に集まってもらった皆さんにそんな話もしたいですね。腰痛ちょっときついけど頑張って行きます!
寺沢大介
@anagono_oishii
·
1月9日
たくさんのご来場をお待ちしておりますね╰(*´︶`*)╯♡
寺沢大介
@anagono_oishii
·
1月9日
酒品じゃなくて作品な!わかってくれてるとは思うけどしんみりした話の時にこういう誤変換は致命的だな(・∀・)!


www.youtube.com

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こういう理由を聞けば「母さん全然わかんないわよ!」という人はいまい。

母さん全然わかんないわよ! 嵐馬破天荒

いや、これは寺沢大介ではなく嵐馬破天荒だ。
伝説のこの作品のまとめサイト嵐馬破天荒の世界」はもう無い……。



shouwabanasi.hateblo.jp





ふくやまけいこ氏も売ってるそうですね。


毎週毎月、漫画雑誌に載っているページのぶんの「原画」が生まれている以上、それをすべてマンガ図書館のようなところで保存するというのも非現実だろう。
この前はほりのぶゆき氏が「終活で断捨離した」と述べていたな。
これだ
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現実として「有料で販売する。そうすれば愛好者が買って、大切に保存してくれるだろう。作者の手には報酬が残る」は「次善の策」であることは、あらためて認める必要がある。




アニメのセルも、なにかかつては捨てた盗んだもらっていったなんて話が出ているんですが、そもそも「産廃」だったという話……




【記録する者たち】※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます
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【最終回情報】「テツぼん」が完結/いっしょに「まるさんかくしかく」の、オカルト好き少女回も紹介


少し前から展開的には
予兆はあったんだが、「だから最終回だろう」、とは断言できることでもなかったのでな…。

ただ逆算して、今公開中の最終三話の初回を読むと、そりゃ、ここがそれかとわかる。

テツぼん 最終三話
テツぼん


そして、日本の漫画作品ではまだ数少ないウクライナ戦争を主題、題材に…(自分が知ってるのは「絢爛たるグランドセーヌ」ぐらいだな)


テツぼん 最終三話


ともあれ最終三話。
雑誌で見届けるもよし、
「ビッコミ」ネット掲載で課金して最後まで読むもよし、
この後順次無料公開していくのを待つもよし、である。


別記事にしてもいいんだが、一気呵成に「まるさんかくしかく」新しい無料公開回を紹介。

「オカルトを愛好する友達 in 図書館」が主役の回が来たよーーー。56話とメモしておかんと。
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