INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

100分de名著で「福翁自伝」が開始しました(初回放送済、再放送5日)。日本初の「学園青春記」でもあるのです

福沢諭吉福翁自伝” (1)カラリと晴れた独立精神

初回放送日:2025年9月1日

福沢諭吉が幼少期からもっていたのが、迷信や因習には一切従わない合理精神、遊び好きな塾生仲間の空気に絶対流されない独立精神、周囲が反対しようと正しいと思ったら初志を貫くぶれなさ。だが、彼の強さは決して意固地などではなく、常に「カラリと晴れて」いて、人には決して嫌われない。第一回は、福沢諭吉の前半生を振り返りながら「福翁自伝」を読み解き、彼の原動力ともいえる「カラリと晴れた独立精神」とは何かを学ぶ。

このエピソードの放送予定
都道府県(放送局):
東京都(首都圏局)

東京都(首都圏局)
9月5日(金) 午後3:05〜午後3:30
福沢諭吉“福翁自伝” (1)カラリと晴れた独立精神 - 100分de名著 - NHK


元本の著作権というものはこの人の往生年を考えれば、コリャ当然に消滅して居る。ナラバ青空文庫に収録したいというのも又理の当然で、このように実際、収録されてもいる。
www.aozora.gr.jp


番組が始まるという時には無論、皆に紹介せねバと思うたが、一寸待てどうせ再放送もあるし配信もある、一回目を見てからゆるゆる紹介を…って、この福沢風のちょっと古めかしい口語(口述)は、なんか真似したくなるんだよねー。
あとで語ろう

それはそれとして、そもそも100分de名著はテキストが先行して刊行される。

そういえば、あの本のこと、なんにも知らずに生きてきた。

一度は読みたいと思いながらも手に取らなかったり、途中で挫折してしまったりした古今東西の「名著」を25分間×4回=100分で読み解きます。各界の第一線で活躍する講師がわかりやすく解説。年譜や図版、脚注なども掲載し、奥深くて深遠な「名著の世界」をひもときます。

■ご注意ください■
※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。

■日本一の啓蒙思想家にして教育者の福沢諭吉が、100年以上前に著した『福翁自伝』。
激動の幕末・明治を駆け抜けた彼の生涯は、人生の教科書そのものだ!自由闊達にして痛快無比なる数々のエピソードとともに、先行きの見えない現代をカラリと明るく生きるためのヒントを探っていく。

あれ?ちょっと割引価格?じゃあこれまでの100分de名著で気になった回を…

いや、割引有ったり無かったり、そもそも電子書籍も無いとかいろいろだな・・・


緒方洪庵塾で学ぶところが、そのまま学園青春記です、「福翁自伝」は。

疲れたんで、タイトルだけ回収するけど、たぶんそうだと思うの。これ以前に、そもそも学校の青春を描くような記録なんて、諸事情であるわけないじゃん。
つまり緒方洪庵塾のような、精神の部分で「近代的」な学び舎もないし、仮にあったとて、そこの想い出を面白可笑しく語る語り部なんて福沢諭吉以前にいる訳はないのだから。

自分はそのことを、小学生の時から知ってる。
というのは学研まんがの伝記に「福沢諭吉」があり、これがモウ、トテモ愉快にこの辺の情景を描いているから堪ら無い。

いまでも電子書籍で買える(超安値のセールすることもある)

福翁自伝
学研まんが福沢諭吉
学研まんが福沢諭吉

この本は今なお、おすすめ。