第一話が、すでにネット公開です
かくかまた くさかべゆうへい
秀才だけどちょっと変わり者な蒲田三平(かまたさんぺい)は、移動教室の机から “マンガノート”を偶然見つける。「面白かったです。」とノートに書き添え元に戻した翌日、持ち主の荒川三咲(あらかわみさき)に声をかけられる。彼女とは生き方が真逆だが“マンガを描く事”は共通して好きと分かり、勢いで交換マンガをする流れに。次第に仲良くなっていく中で、三咲から“マンガ専門学校”の存在を教えられた三平はーー… 地味カップルラブコメ『白山と三田さん』の喜劇作家が贈る知られざる“マンガ専門学校”の青春&成長コメディー開幕。 ◆作者コメント お久しぶりです&はじめまして! よろしくお願いします!!
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「白山と三田さん」、たしか麒麟の川島が推薦したり、次に来るマンガかマンガ大賞かこのマンガがすごい!か、どれかの上位に入ったりしてたはず。
当方、恋愛漫画の感受性が低いので、だいたい本来の客観評価の3割引きとかにそのジャンルはなりがちなんだが、それでも面白いと思ったのだから、総量としての面白さが段違いだったのか、そもそも恋愛ものとはちょっと方向性がずれていたのか…後者の可能性のほうがたかい。
で、すくなくとも1、2話に関しては恋愛漫画的要素が少ないためか、前作以上に当方は楽しめました。
ギャグ的なテンポが面白いだけでなく…

第一話のクライマックスとなっている、理解なき父親から、ファンキー&フリーダムな祖母の協力を得て精神的に解放されるクライマックス自体がかなりよくできた作劇で、読者にすら高い解放感を与えるところも素晴らしい。


のだが、
第二話から舞台が漫画専門学校に映り、しょっぱなから奇人変人大百科みたいな感じになって、更にアクセル加速するんです。
来週はネット公開されるだろうけど、雑誌読んでる人間の特権として「先行上映」


首投げからチョークスリーパーに入るこの女性は何者?という事も少しあとで語りたいのだが
その後につづく、知り合った同級生が既に描いた旧作を読んだ後のこの展開が爆笑ものでした。

