「どうしても勝って欲しい」側が 負けたのとなると１試合だけだった。
それは 鈴木博昭 対 ヤーマンで、できればというか 是が非でも ここで勝つことによって 鈴木が フェザー級 上位となること、 そこから 平本蓮や久保らと 同じ 上の方のグループに入ってもらうということだったんだが……
転向が早くて1日の長があることと ボンサイ 柔術という環境で 優位だった グラウンドに持ち込めずに、単純な キックボクシング 状態になったら、 それは 逆に総合に変更して日が浅いし、 しキックの試合も並行してやっている ヤーマンの方に有利になるだろう。
としても 鈴木を完全 K Oしたのは大したものだけど。
ただ、キック出身者のMMAはやはり、それなりの弱点はあるものなので、ヤーマンのMMAを今後も見たいと思うか？となればうーんと疑問符。今成正和や横山武志との闘いはみたいけど。
ただ、勝ち負けの話でいえば、全RIZINの試合、今回は所英夫が勝利したというだけで全てお釣りが来るのではないかと思っている 個人的には。
しかしところひでお といえば 金曜 キテレツ 流れるような 足関節や十字固めで勝利するのが印象的だけど、 バックハンドブロー とかじゃなくてストレートパンチを入れそこから 野獣のように馬乗りになって パウンドの嵐でKO なんてこれまで 60線の試合であったかな。 多少はあったと思うけどまあ 印象に残る試合ではなかった。 引退をかけた大一番で、こんな勝ち方をできるのは、 注目の試合では勝てるという運が、やはり所英男にはあるのだろうか。
60試合以上の歴史はやはり 積み重なり、 彼のプロ初期に縁のあった 長尾メモ8氏も、この試合は残念ながら見ること 叶わなかった。
神龍誠対 扇久保 博正は、 正直 判定結果が全く予想外だったので驚いた。 スタッツ やら 判定基準 やら、 これに発生した情報と議論もいろいろ たくさん出てきて 面白かったけど、要は テイクダウンはあまり ポイントにならない、 そこからパウンドを打ったり関節技ができてるかどうかが大きな 要素 なのだという。
個人的にはあまり ありがたくない ジャッジ 基準 だが、 PRIDEのナンバー一けたの時代に、いわゆる当時「LAY AND PRAY」と称された戦法が繰り返されるのもアレだし、しかたないのかな。また これでレコードを汚した 神龍誠が、朝倉海に続いて UFC に行くことも厳しくなったのでそういう点ではいいのかなと（笑）
