日本の選挙は供託金が高いと批判されてきたわけですが、逆に言うとカネさえ積めれば真剣な挑戦だと受け止めます国民に訴える機会も保障しますという制度だったわけですね。そこで提供される機会を売り払ってカネ儲け企む連中が出てくると、そういう制度が維持できなくなるわけです。
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) June 12, 2024
Takehiro OHYA@takehiroohya
実際、供託金が低い諸国では主要政党以外の候補者が受け付けられなかったり、署名簿を提出しないと立候補が受理されなかったりするわけです。そういう前さばきに依存する制度とカネを積めば真面目に相手してくれる制度のどちらが新興勢力に優しいんですか、という問題提起はしているわけですが。
少し前のことですが選挙妨害の件について取材を受けてああ選挙ゴロですよねと言ったら「選挙……ゴロ?」みたいな反応だったので肥後亨の話からするなどしました。そういう事案への対応として供託金が上がってきたという経緯を踏まえて都知事選についても見るべきだと思います。
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) June 13, 2024
おもしろはなし
「マジで他に誰かいないの?」に改名 米大統領選出馬目指す教師https://t.co/76bO1k0PRm
— erokimota (@erokimota) June 13, 2024
>テキサス州の投票用紙に候補者として名前が記載されるためには、同州の予備選で投票しなかった有権者から約11万3000人分の署名を集めなくてはならない。
これも供託金以外のバリアの例かも。
南部テキサス州に住む数学教師で、退役軍人のダスティン・イーベイ(Dustin Ebey)さん(35)は先日、ダラス(Dallas)で地元テレビ局WFAAに出演し、「私の名前は『マジで他に誰かいないの?』です。米国の大統領選に出馬します」と自己紹介した。正式に改名し、無所属で出馬するための署名を集めている。
改名と出馬の目的は、過去150年間、共和党と民主党の候補者しか大統領に選ばれてこなかった選挙制度への抗議だという。
(略)
エルスさんは既に、「Literally Anybody Else 2024」というメッセージ入りのTシャツ姿で選挙運動も行っている。テキサス州の投票用紙に候補者として名前が記載されるためには、同州の予備選で投票しなかった有権者から約11万3000人分の署名を集めなくてはならない。